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カテゴリー「モータースポーツ」の記事

2021年11月 4日 (木)

10年間、お疲れ様でした

今朝起きたら、中嶋一貴選手が今週末の最終戦をもってWEC、
世界耐久選手権のトヨタのレギュラードライバーから退くとの
ニュースを目にしました。2012年にトヨタがWECの参戦
を始めてからずっとレギュラーを務めてきたのが彼でした。

ちなみにニュースソースはこちらです

日本人初のレギュラー参戦したF1ドライバー、中嶋悟氏を父
に持ち、自身もウィリアムズからF1に参戦、F1ではあまり
輝きを見せることはできませんでしたが、残した成績よりかは
遥かに実力があったと今でも思っています。

そしてWECでは10年前から今日に至るまで文字通りトヨタ
チームのエースとして、歩みをともにしてきた人でした。

立ち上げの苦しいときも、プジョーやポルシェと言ったライバル
に置いていかれて苦杯を舐めさせられたときも、優勝まで残り
3分、あと一周のところで車両トラブルでリタイアなどの悲劇に
見舞われた時も、そして自身の乗る8号車が3連覇をしたときも、
常に一貴選手はそこにいました。その彼が、クルマを降ります。

まだ36歳、お父さんがF1を引退した年よりもまだ4歳くらい
若いので、まだまだドライバーを続けてほしいのですが、国内
レースを含めて今後の活動について全部発表しているワケでは
ないので、引き続きニュースを見守りたいなと思っています。

てか、WEC辞めるんだったら可夢偉の方が先に辞めると思って
いました。アメリカでの活動増やしたがっていたし

2021年8月22日 (日)

何はともあれ言わせてください

可夢偉、ルマン優勝おめでとう!!

長かったよー、ほんっっっとに長かったよー

ラスト20分、車載カメラを祈るような気持ちで観ていました。

これまでずっと、毎年のようにタチの悪いドライバーの偽情報のせい
でクルマ壊したり、起きたことのないトラブルが本番で起きたり、
チームがタイヤのセンサ配線間違ったせいで不具合起こしてるタイヤ
放置して健康なタイヤ交換したり、とにかくルマンで勝てるチャンス
を何度も逃してきたのを毎年目にしてきたので・・・

なのでもう一度言わせてください

おめでとう!

小林可夢偉!!!

2018年6月 5日 (火)

インディ500観戦記①

インディ500

アメリカ北部、インディアナ州にあるインディアナポリススピードウェイで行われる、1周2.5マイル(約4キロ)のオーバル(楕円)コースを200周するレースです。クルマの最高速度は時速350キロを超え、今年で102回目の開催を迎え、F1のモナコGP、世界耐久選手権のル・マン24時間耐久レースと並び世界三大レースの1つと称されるこのレースに、アメリカ駐在5年目にして初めて、日本からやってきた会社の同僚と一緒に行ってきました。

5月25日(金)
まずは同僚と合流するためにロサンゼルスからの直行便でシカゴに移動。当初は午後二時くらいには到着する予定だったのが、いきなり飛行機が2時間遅れます
それでも空港到着後、シカゴは街中が混むし駐車場も高いということだったので、空港から地下鉄で市内に向かいました。

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シカゴ空港駅のホーム。だいぶ年季が入っていて、薄暗い感じです。トイレの掃除とかは行き届いていましたが。目的地の中心街に着くまでにはちょっと治安の悪そうな、あまり夜道に一人で歩きたくないような場所も通りました(同僚には電車でのルートやホテルの場所など全部伝えてあり、先に行ってもらっています。海外経験は豊富な同僚ですが、アメリカは初めてだったのに…ちょっと無茶ぶりしたかなとも

とにかく自分がホテルに着いたのは午後の五時過ぎ、本当は初日に美術館くらいは行っておきたかったのですが縁が無かったものとすっぱり諦め、ホテルからほど近いシカゴの名所、ウィリスタワーに向かいました。

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ウィリスタワー。旧称シアーズタワー。高層ビルが多く、スカイスクレイパー(摩天楼)の街と言われるシカゴを象徴する高層建築です。
442メートルという高さはサンシャイン60(約240m)の倍近く、建設された1973年から25年間にわたり、世界で最も高いビルであり続けました。

…と言うワリにはなんか低くない?

他とくらべて格段高そうにも…と、下から見上げたときにはそんな印象しか持たなかったこのビルなのですが、いざ高速エレベータ(けっこう揺れる)に乗って最上階の展望フロアに来てみるとたしかに別格でした。

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周りのビル、見下ろしまくりです

ああ、こりゃ確かに高いやねえと。そしてこのウィリスタワー、こんな高さにありながらもガラス張りでビルに外に突き出している空間(The ledge)というのがあります。

うまく写真撮れなかったので公式サイトをご参照ください

ええ、行きましたさ…立ちましたさ…めっちゃへっぴり腰で、下をチラっと見ただけで震え上がりながら…
高所恐怖症なので普段は絶対こういうの行かないんですが、相方がノリノリだったのでそれに付き合う形で。でもこういう「他人の趣味に合わせて自分一人じゃ絶対やらないことをする」というのは最近わりと楽しみの1つだったりします。

会社イベントのお絵かき教室は全力で逃げましたが

うん、ちょっと形に残るのは勘弁してください

そして夕食、初日の夕食、場所はシカゴ!ならば食べるものはこれしかない!!そう

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シカゴピザです

ディープディッシュピザと呼ばれる、アメリカでも最もボリュームの暴力と言えるピザ。一体どんな敬意でこんな悪魔的進化を遂げたのかは分かりませんが…なお、写真のピザですが

これでSサイズです

メニューには「2-3ppi」という見慣れない表記。どうやらperson per pieの略のようなのですが、たぶんシカゴと言うかシカゴピザの店以外でこんな単位を見ることは無いでしょう。ちなみにLサイズだと8人前くらいにはなるそうです。
女性なら1切れで充分、大の男でも2切れでちょうど良いのを無理やり半分ずつ食べたせいで、かなり苦しくなりました。持っててよかった新三共胃腸薬。

明日はシカゴから南下して、インディアナ州に向かいます。

2017年6月21日 (水)

あまりにも悪質、あまりにも下劣、あまりにも酷すぎる

なんて言うか、もう言葉もありません。それくらい酷い、本当にもうこいつには金輪際、一切のモータースポーツと名のつくものに関わってほしくない、それぐらい酷い行いでした。

先週末、フランスはル・マンで24時間レースがありました。F1のモナコGP、インディカーのインディ500と並んで世界三大レースと言われるレースイベント、そこにトヨタは出場していました。去年、ラスト3分でその手から滑り落ちた初優勝、それを今年こそは掴み取るために。

出だしはとても順調でした。小林可夢偉が予選でコースレコード(あまりに長すぎる直線が危険だからと意図的に減速するためのコーナーが追加される前の記録)を更新するタイムを叩き出し、中嶋一貴もそれに続きトップ2を独占。決勝でも中嶋一貴の乗るクルマ(8号車)にはトラブルが起き、優勝戦線から離脱したものの可夢偉達の駆る7号車は順調そのもの、2番手を走るポルシェの1号車とのギャップも順調に広げつつ、10時間ほどが経とうとしていました。

そんな中でアクシデント対処のためにセーフティカーが導入され全車ペースを落として走行、7号車もそのタイミングでピットに入り整備をし、ドライバーも可夢偉に交代、ピットの出口で待機をしていました。そんなとき、ビンセント・キャピラリーとか言うヤツがこの競技に関わる人間として、決してやってはいけない行動に出たのです。そう、ドライバーを罠にかけるという最低のマネを。

ヤフーのニュースはこちらです

こちらのリンク先、真ん中あたりに動画があります

この動画の中で可夢偉のクルマにスタートを促しているのがヤツです。しかしまだ本当はスタートをしてはいけないコース状態。完全に不測の事態での停車、そしてリスタートは7号車のクラッチをオーバーヒートさせ、コースに出た(出ざるをえなかった)可夢偉は全長13キロを超えるコースを周回させてピットに戻ることができず、リタイヤとなりました。

ホントにふざけんな

もうこの言葉しか出てきません。「ただ励ましたかっただけなんだ」?誰がそんな言葉を信じる?あんたトヨタや可夢偉とどんなつながりがあった?クラッチ壊れるかはともかく、速攻逃げ去ったことと言い、腕の向きと言い、完全に罠にかけて引っ掛けるつもりでやってるだろうがと。こいつが酒をしこたま飲んで、酔っ払った乱入者だとでもいうのなら話は別ですが。

もちろんこれが無かったからって勝てたとは限りません。まだレースは半分も終わっていなかった。マシントラブルが出る可能性、ドライバーがミスをする可能性、他車のクラッシュに巻き込まれる可能性、あらゆる負の可能性はありました。でも、たとえそれがレースというものだったとしても、ピットレーンで罠を仕掛けられるなんて可能性は誰も考えていないでしょう。そんなのはレースじゃない、モータースポーツじゃない。コース外での政治的な場外乱闘はこの競技の一部だけれど、これは断じてそうじゃない。

とにかくもうこいつはサーキットから消えてほしい。無理だと思うけれど、金輪際モータースポーツに関わらないでほしい。とにかくそれだけです

2017年5月31日 (水)

メモリアルデーでもう1つ

そして連投になりますがこの連休、忘れちゃいけないことがもう1つあります。それはもちろん


佐藤琢磨、インディ500優勝!!!

いや、このニュースみたとき正直ものすごくびっくりしました。インディ500と言えば100年以上の歴史を持ち、F1のモナコグランプリ、耐久レースのルマン24時間と並んで世界三大レースの1つとされる伝統の一戦、そこに日本人のウィナーが出るとは…日本ではそこまで大々的に取り上げられていないようですが、これマジで日本のモータースポーツ史上に残る快挙です。後からラスト数周を結果わかってる状態で見ていても震えが来たんだから、リアルタイムで観ていたら、まして現地で観ていたらどんだけ熱狂できたんだろうかと。

アメリカに来て三年になりますが、インディ500はまだ観に行っていませんでした。来年はまだこっちにいるようだったら、日本の同僚と観に行こうという話はしているのですが。
ヨセミテは天気も三日間抜群に良かったし、そこの景色は心洗われたし、スポーツイベントの結果なんて誰も予期できないので「向こうに行ってればよかった」という後悔は無いのですが、しかし凄いなと。

もちろん佐藤琢磨のことは知っています。彼がF1に上がる前からその名前は聞いていましたし、期待もしていました。ただその期待はいつも、稀勢の里レベルで裏切られてきたところがありましたので…しかしこれでインディカー選手権でもランキング2位に浮上、こうなったら初のチャンピオン目指して頑張ってほしいですし、6月に行われるルマン24時間でもぜひトヨタ勢に優勝してほしいところです。

そうなるとあとはモナコグランプリなんですが、これの日本人優勝は遠そうですね…ホントは可夢偉に、モナコウィナーになってほしかったのですが

2016年3月 3日 (木)

ある意味モータースポーツの究極の姿かもしれない

すっかりご無沙汰していましたが、ふと気が付くと1万アクセスを超えていました。過疎っているこのブログに、ここまで多くの人が来てくださったこと、ただただ感謝です。

アメリカに来て二年弱、週末の楽しみとしてスポーツもいろいろ観てきました。具体的に言うと

野球:4試合(エンゼルスx2、ドジャース、レッドソックス各x1)
アメリカンプロレス:2回
モータースポーツ:インディカー、NASCAR、ドラッグレース
とかそんな感じで。今年はドジャースに前田健太が加入するので、必ず観に行こうと思ってます。
それはさておき、それらのスポーツを観たあとで観戦し、ある意味最大のインパクトを与えてくれたもの、それがモンスタートラックでした。
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こんな絵を見たことのある人はけっこういるかと思います。人の背丈ほどのサイズのタイヤをつけたトラックが宙を舞う姿、それがモンスタートラック、ヨーロッパとも、その流れを汲んだ日本のモータースポーツとも明らかに違う、どこの発祥かと聞かれたら誰も絶対間違わない、そんなアメリカンモータースポーツです。
普段テレビでチラと見る程度だったのですが、エンゼルスタジアムの特設コースでレースがあると聞き、予備知識ゼロで観に行ってみました。そして感じました。これはこれで、モータースポーツのひとつの究極の姿なのかもしれないと
何が究極かと言うと、その徹底したエンタテイメント性、そして分かりやすさです
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野球場内にこさえられたコースです。これが全景です。スタジアムは満員、どこから見ても何が起きているのか一発で把握できます。インディカーとかのオーバル(楕円)コースどころじゃありません。
競技は簡単に言うと4パートに分かれています。
予選:16台出走。上の写真にあるコースの右半分または左半分を二周し、上位の8台が決勝に進出
決勝:上位8台が1対1で勝負する勝ち抜きトーナメントバトル、1つの勝負は30秒かからず決着がつきます。他にもバイクみたいなののレースもやっていましたが、ともかくここまでが前半パート。
そしてそれらが終わるとインターミッション、重機が入ってスタート地点の除去などコースの手直しを行います
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そして広々とした状態で行われるのが以下の2つ
ドーナツターン対決:制限時間以内にたくさん回転できた人が勝ちです
フリースタイル:コース全体を使って
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飛んだり
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跳ねたり
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時には盛大に転んだり
とにかく派手に動きまわって、一番豪快に演技できた人が優勝です(採点は6人で行い、一番の高得点と最低の得点以外の4人が出した点数の合計プラスボーナスがついたり。時にボーナス得点もつきます)
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一番人気のグレイブディガー(墓掘り)号。このときは残念ながら優勝できませんでしたが
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フリースタイルで優勝したドライバーさん。空をとぶどころか壁ギミックを使ったバク宙まで決めていました。クルマでバク宙、うん、ありえないです
ありえないサイズのクルマがありえない高さで宙を舞うエンタテイメント性、そして誰にでも勝敗が分かる、ダレることの無いテンポの良さ、F1やスーパーフォーミュラとはあまりにも対極的な、ものすごく新鮮な刺激を与えてくれるレースでした。ある意味、モタスポに興味の無い人をこっちの世界に引き入れるには最適なカテゴリなのかもしれません(ガラパゴスすぎますが)

2014年11月11日 (火)

文句なしの勝ちっぷりでした!

過去最長レベルに久しぶりの更新も、まずはモタスポネタから。

中嶋一貴選手、スーパーフォーミュラタイトル獲得おめでとう!

今年は可夢偉とケータハムがあんなことになってしまっていたので、マジであなたが希望の光でした。てか日本にいたら、絶対週末鈴鹿に行ってたなと(あいにくの天気だったみたいですが)
これで2012年(当時の名称はフォーミュラニッポン)に続いて二度目のタイトル獲得、しかも最後は独走の勝利で締め括って、ホントにすごく成長してると思います。できればもう一度、F1で走る姿を見たいけど…マジでトヨタさん、検討してくれませんかね。利益二兆円とか言ってるくらいなんだし、一貴と可夢偉の日本人最強コンビで。
そして別件料理の話
相変わらずたまに料理はしています。こういうのを長続きさせるコツは、とにかく手間と時間をかけないこと、ちなみにカレーは手間のかかる料理です(鍋の後始末も含めて)。あとは調味料の数は極力抑えめにというのも個人的には。
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↑そんな結果作ったトマトシチュー。作り方は下記参照
・一口大に切った鶏肉とくし切りにしたタマネギを炒める
・缶詰のダイストマトを一缶鍋に投入
・冷凍のミックスベジタブルも適当に投入
・固形のチキンスープも投入
・煮詰まって味が濃いと感じたら水で調整
以上です。なにより見た目がマトモだったのが嬉しくて、ちょっと写真載せてみました。
あとこっちで食材を購入するとき、やはり気にするのが量の多さ。巨大な肉は見てる分には楽しいのですが、買うのはやはり気が引けます。
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そんな中、わりと薄切りの牛肉を発見。250グラム程度だし薄く切ってあるし、冷凍保存するにはうってつけです。こういうのがあるのはなかなか珍しいので購入を即決。しかし…
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…朝食用?

2014年6月15日 (日)

勝てると思ったのにな…

たぶん今、日本中でこういったタイトルのブログを書いている人は万単位でいると思いますが、カテゴリーがサッカー日本代表じゃなくてモータースポーツなのは少数派なんじゃないかという気がします。ええ、ルマンですよルマン…90年以上の歴史をもつ、24時間耐久レースです。トヨタの7号車、2位を一分半は引き離していたのに…しかも自分が応援してる中嶋一貴がドライブしてるときに限って電気系トラブルで一瞬でリタイヤ…なんて言うか、ちょっぴりヤケ酒モードです。日本人ドライバーが初めて自分の走りで予選一位を獲って、そして日本のチームのクルマでルマンで勝つ、そんな史上初めての瞬間がしかも、数年来応援し続けていたドライバーの手によって達成される、その瞬間を目撃できると思ったのにと。

しかし中嶋一貴、本当に速くなったと思います。F1で挫折して、一年浪人して日本に帰ってきて、フォーミュラニッポンのチャンピオンになったりして…上記のルマンでもリタイヤするまでは紛れも無く、コース上最速の一人でしたし。
何て言うか、最初は彼のことは「中嶋悟の息子」として応援してました。結局一度も現役のときに走る姿を見れなかった父親の代わりに、息子に声援を送ろうみたいな。でも今は、「中嶋一貴」に声援を送っています。
小林可夢偉ともども末永く、日本のモータースポーツ界を引っ張って行ってほしいと、心底思っています。なんのかんので、世界で渡り合える数少ない日本人ドライバーなんですから

2012年11月 5日 (月)

二人のサムライにおめでとう!

つーワケでまたぞろモタスポの話題です。中途半端な状態で実質打ち切り状態になってる鹿児島やら青森やらのネタも書こうと思ってはいるのですが(汗)

でも、それでも懲りずに書かせていただきます。

可夢偉!一貴!おめでとう!!

と。

昼間は中嶋一貴が鈴鹿で行われたフォーミュラニッポン最終戦で見事な走りを見せて大逆転で王座を獲得、そして夜は小林可夢偉がトラブルを抱えたマシンを操りながら、運も味方につけてアブダビで六位完走、二人を応援してる身としてはまさに最高の日曜日でした。
てかすみません、可夢偉にしろ一貴にしろ

予選の段階で諦めてました

可夢偉はアブダビはゲンがいいけど今回はダメだなあと。一貴はチャンピオン塚越広大(あ、この人も応援してます。07年にマカオグランプリで目の前で二位になってくれて以来)に持ってかれるなあと。でも二人とも、ハタから見ればかなり絶望的な状況でも諦めなかったから、運も味方にしてこの成績に辿り着いたんだなあと。

フォーミュラニッポンは終わりましたがF1は残りあと二戦、なんとか12ポイント差で前を行くメルセデスを捉えて2012年のシーズンを締めくくれるよう、小林可夢偉には残り三週間、最後のひと踏ん張りを期待したいと思います。

次回は観戦に行ったFポン最終戦について写真付きで書きたいと思います←冒頭の一言どこ行った

2012年10月22日 (月)

鈴鹿にて

二週間前の更新時に予告しましたように、今回は鈴鹿の写真をいろいろ紹介したいと思います(ところどころ、三月に行ったファン感謝デーの写真も混ざってます)

あ、でもその前に

中嶋一貴WEC富士優勝おめでとー!

…これも先週の話ではあるんですけどね
富士スピードウェイで開催された六時間耐久レース、予選でトップタイムをたたき出し、決勝でもチームの三人中一人で後半ほぼ全部を走り切りレースの最速タイムも記録し優勝、FIAの世界選手権規格レースで優勝を飾った日本人は二十年ぶりだそうです。
F1からは弾きだされてしまった感はありますがレーサーとしてこの一年で確実に進歩した一貴選手、これからも活躍に期待しています。

んで、そろそろ本題の写真紹介に

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スタンドの様子。かなり混んでます。狭いです。往復の道を含めて軽いハイキングです。
二日間直射日光の下にいると、かなりいい感じで日に焼けます。ちなみに軽いハイキングと書きましたがこれが一番遠いS字コーナーあたりの席になると軽い登山になるそうです。
決勝当日のお客さんは公式発表によると10万人ちょっと、これでも十分な混雑でしたが、過去最高は2006年の16万人だそうで、ちょっと想像したくない人数です(行った人によると男のトイレで30分並んだとか…)

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去年は買えなかったけど今年は買えました可夢偉弁当。お値段はちょっと高めの1800円。容器はプラスチック製なので持ち帰って洗って保管してます。
味は悪くなかったのですが季節柄ご飯の酢飯はかなりキツめで食後かなり喉が渇きました。もしかしたらそれは勝利への渇望を体験させるためだったのかもしれません。

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ちなみにこちらは三月のファン感謝デーで売っていた中嶋悟弁当。これで千円はボッタくりだった…(このあとハンバーガー食べてようやく空腹を満たせたレベル)

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前座のポルシェレースで優勝した平川亮。若干18歳ですが全日本F3とポルシェのレース両方でチャンピオンを獲得している期待の新鋭です。きちんとしたバックアップがついてヨーロッパで走ることができれば、可夢偉の後継者になる素質十分なのですが…

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サーキットの外、グランドスタンドの近くではホンダのメモリアルマシンがいろいろと展示されていました。その中から二台、アイルトン・セナが初のチャンピオンを獲得したマクラーレンホンダMP4/4と中嶋悟現役最後のマシン、ティレルホンダ020。

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土曜日の前夜祭に出演した小林可夢偉選手。左は司会のピエール北川という人です。
立ちっぱなしなのは可夢偉が“座りつかれたから立ってたい”と言ったから。さらに後ろの女性陣に“よかったら代わりに座る?”と言ってはピエールに止められてました。コテコテの関西人なこの二人、最初は標準語から始まったインタビューが見る間に関西弁に変化していきます。

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ちょっと画質が悪いですが真ん中に立っているのが可夢偉所属チームのリザーブ(補欠)ドライバーのエスティバン・グティエレス。可夢偉が前夜祭に行くというのにひょっこりついてきて、お客さんがたくさんいるからと顔出して、サインねだられてました。可夢偉と正ドライバーのシートを争わなければ好感を持てる青年なんですが。

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スタート直前、フォーメーションラップを走る可夢偉です。このあと予選三番手からのスタート、スタンドの誰もが固唾をのんで見守っていました。
ちなみにレースシーンの写真は一枚も撮ってません。自分がどんな状態でレース見てたかよく分かる…

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戦いすんで日が暮れて…

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レース後、表彰台でのインタビューアーを務めたのはご存じ(?)ゴクミの旦那、ジャン・アレジでした(写真はファン感謝デーのものです)
渋いです。カッコいいです。デイモン・ヒルとかもそうですが、人としてかなり理想的な年の取り方してる外観です。ちなみにレースのプログラムに載っていたかつての二枚目レーサー、アレッサンドロ・ナニーニは劇的ビフォアアフターすぎました…(禁煙したこと、実家の製菓会社を継いで試食しまくったことなどが原因らしい)

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レース後、多くの人が記念に撮っていたレースリザルト。「3 KOB」の表示が眩しいです。

と、写真の紹介はこんな感じです。今週末はインドグランプリ、韓国では大失敗した可夢偉のリベンジに期待!