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カテゴリー「オフ会」の記事

2022年2月13日 (日)

思い出の場所にもう1度(前編)

前置き:今回は国内ネタです

ある日、ネットのニュースを見ていると、ちょっとショックな
ニュースが飛び込んできました。何かと言うと

江戸東京博物館、休館


開館してから30年が経過して、経年劣化もあるので全面的な
改修のため3年もの間休館になるそうです。

博物館めぐりは自分の趣味の1つですが、この博物館がたぶん、
自分が訪問した回数ではトップ1です(次点が上野にある国立
科学博物館またはご近所にある新宿歴史博物館)

一人でふらっと行ったり、オフ会でみんなと行ったり、海外の
子会社からの人の東京案内として連れて行ったり、かなり愛着
のある博物館です。そんな江戸東京博物館、休館前に一度は
行かなきゃなるめえ、ということで休日に行ってきました

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最寄り駅はJRの両国駅。国技館の最寄り駅でもあります。
今回写真は撮っていませんが、歴代横綱の手形とかも展示され
ていたり、ちゃんこ屋さんが軒を連ねています。秋葉原からは
各駅停車で二駅、アキバからのアクセスの良さもオフ会に重宝
された理由でした。

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建物の全景。
なんとも奇妙な形です。聞いた話だと弥生時代の高床式倉庫を
モチーフにしたそうなのですが、ビル風発生機になっている、
とも言われております💧

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そして入り口。普段は階段で行くのですが、この日は何となく、
動く歩道で行きました。

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チケット売り場のそばにポツンと置かれている石碑。鈴木都知事
と言うとあれですね

都市博を青島幸男に潰された知事ですね

それから石原、猪瀬、舛添、そして小池と都知事は続いています。
ともかくチケットを買って、やたらと長いエスカレータを乗り継
いで最上階の6階に行き、そこに入り口があります

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そして入り口。東海道の旅の起点であった日本橋をフルサイズで
再現しています。

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そして日本橋を境目に向かって左手が江戸エリア、向かって右手
が東京エリアとなっております。ここではまず、江戸エリアから
見学が始まることになります。

次回は江戸エリアを紹介したいと思います

2009年5月20日 (水)

ゴールデンウィークの一日(後編)

そんなワケで前回の予告どおりゴールデンウィークオフの後編です。まずは江戸東京博物館から。
手塚先生展だけのチケットと常設もあわせた通し券の差額が300円くらいしか無かったのでせっかくだからと常設展も入ったところ、中で落語やっていました。途中からでしたが噺の流れはこんな感じ。

若旦那、旅に出る→旅先で死亡と近所の人誤解→奥さん、別の男と再婚→若旦那、復縁しようとするが奥さん拒絶→味方と思っていた大家さんも奥さんの肩を持つ→ならばと奉行所に訴え出たら大岡越前まで奥さん支持→その後若旦那、奉行のはからいでものすごい豪商の婿養子になってめでたしめでたし。

…救いがある噺と言うべきなのか何なのか…あとは特設展として東海道五十三次の浮世絵も展示されていました。ちなみに東海道五十三次、二十年以上前にファミコンでゲームになっています。

ゲームのタイトルは「かんしゃく玉投げカン太郎、東海道五十三次」、花火職人カン太郎が江戸を目指し、自分の開発した花火の兵器転用を狙う悪徳商人一味(忍者、ゴロつき、念仏坊主、日本刀持った虚無僧、鷹匠、ピストル持った悪徳商人)相手に弾数無限の手投げ弾を武器に立ち向かうという日本を全身全霊で誤解させてくれそうなゲームです。開発はサンソフト、他に農民二人がホーミングする投げ鎌で悪代官に立ち向かう「いっき」や、黄門様がドラキュラその他相手に世直しをする「水戸黄門2」など、日本を誤解させるのが会社の目的なんじゃないかと思えるタイトルを多々出しています。もっともこれらのゲームとしての出来は決して悪くなかったりします。水戸黄門1(こちらはきちんと国内漫遊)はファミコンではじめて合成音声を採用しているゲームですし東海道五十三次もステージとして関所や川が出てくる場所は実際にも関所や川があったりと細かいところはかなり凝っています。

そうこうして常設展を一時間半くらいで見終わり手塚治虫展へ。ここでは原画の数々や先生が生前使われていた机、サインペンで描いた自画像の入ったアパート「トキワ荘」の柱、大阪万博で展示されていた、手塚先生がデザインをしたというロボット(センスが思い切り昭和なのはご愛嬌)、幼少時代の8ミリフィルムや昆虫のデッサンなど、よくぞここまで集めてきたと言いたくなるラインアップでした。
あとは小学生時代に描いて仲間内で話題になっていたという漫画もあったのですが…これが展示され、何十万人の人が見ていると知ったら天国でどう思うんでしょう?自分なんか、大学三年くらいのときに書いた小説さえ直視する勇気がありませんが(汗)
余談ですが個人的に手塚先生の作品で一番好きなのはブラック・ジャック。マグマ大使はこの日展示会で見るまで横山先生の作品だと思っていたことをここにお詫びします

それから夕食まで少し時間があったので通り道の秋葉原へ。何十年も前の玩具などが普通に売られている「まんだらけコンプレックス」で時間を潰し、夕食の店を予約したJR四ツ谷駅へ。ここは地元なので、普段からけっこう飲み歩いてます。

当日行ったお店は『てつやき 旨酒ほたる 四ツ谷本店』
http://r.gnavi.co.jp/g330005/
紹介ページにある個室空間で9人で飲み会やりました。食べ物どれもハズレ無し、シメに麺類が欲しいと言えばメニューに無いラーメン(たぶん賄い食)を快く出してくれたり、とても感じの良いお店です。結局ここで4時間くらい過ごし、会はお開きとなりました。

最後にこの飲み会の席、基本的にゲームだの漫画だのに精通している人たちばかりなので、話の内容は非常に『濃く』なります。そんな中でも個人的に一番マニアックな知識が豊富で、しかも今も昔と変わらぬ創作活動への情熱を持ち続けているK氏が紹介してくれた、場にいた皆が話を聞いて爆笑した。ゲームの動画を紹介します。タイトルは「レッドアラート3」開発はアメリカ。

http://www.youtube.com/watch?v=SjALEbfKNIY

内容は以下の感じ

・核でアメリカに負けたソ連、過去に戻りアインシュタイン博士暗殺
・これで自国優位と思ったが自国の核技術も当然消滅(←バカ)
・そして極東の地ではエンパイア・オブ・ライジング・サンという国が興り、白人世界に対して一斉攻撃を開始する

…えっと、日本のゲームメーカーにも、アメリカのゲームメーカーにも言わせてください。

日本を何だと思っていますか?

2009年5月13日 (水)

ゴールデンウィークの一日(前編)

ちょっぴり今さらですがGWネタ。

GW・夏休み・年末、大体毎年この三回にはホームページを通じて知り合った友人と一緒に飲んだり遊んだりします(いわゆるオフ会)
最近は夜の飲み会だけというときもあるのですが、今回はせっかくGWであちこちイベントもやっているからと昼から遊びに行きました。

行き先は両国、目的は江戸東京博物館で開催している手塚治虫展です。
江戸東京博物館はその名の通り主に江戸時代(それ以前も多少はあります)から現代までの東京の軌跡をたどることのできる博物館。鈴木都知事(石原さんの先代、青島幸雄知事のさらに一代前の都知事)がバブル全盛期に作った、思い切りコストパフォーマンスの悪い設計をしていますが展示内容の質は良好。入り口の原寸大日本橋からはじまり各種の原寸大建造物や豊富な展示物・模型などでオフ会のほかに勤め先の子会社から来たドイツや中国の人にも好評でした。

また同日両国の商店街で「ふれあい祭り」のようなものを開催しており、両国でちゃんこ屋を開業している元大関霧島関もちゃんこの出店を出していました。

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現在の霧島関。元大関だったとは思えない、普通に少し大柄くらいの体格でした。
霧島関は貴花田・若花田(当時)が前頭として将来を嘱望されていたときに大関だった方です。後に大関から陥落し、三役から陥落し、前頭でも少しの勝ち越しと大きな負け越しを繰り返しながらも必死に土俵に上がる姿はむしろ大関時代よりもファンの歓声と応援を集めていた名力士でした(同時期、小錦関も同じような境遇で互いに励ましあいながら土俵に上がっていたそうです)

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ご自身のお店のパンフレットにサインを書いて配っていたのでいただいて来ました。ちゃんこもさっぱりした味で美味しかったです。
ちなみに霧島関がいるということを教えてくれたのはオフ会参加者の一人だったのですが、自分が“霧島がいる”と聞いたときの反応とダッシュはかなり意外だったそうで…

なお江戸東京博物館のURLはこちらになります。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

今回行こうか最後まで迷ってボツになった日本科学未来館のURLもあわせてどうぞ。こちらの特別展もなかなか魅力的でした。
http://www.miraikan.jst.go.jp/