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2022年2月 6日 (日)

駐在中だから行ける(行けた)場所(その8)

少しのことにも先達はあらまほしきことなり

鎌倉時代に書かれた兼好法師の随筆という名のエッセイ集、徒然草
の中にある一節です。

あるお坊さんが歳を取るまで石清水八幡宮に参拝していなかった
ので、ふと思い立って一人で神社まで出かけました。

そして入り口の近くにあるお寺を目的地だと思いこんで参拝して、
そばになんかずいぶん行列が出来ているところがあるけれど本来の
目的は参拝なんだからと、そっちが実は目的地の神社の入り口だと
知らずにそのまま帰ってしまった。わずかばかりのことでも、案内
役がいることが望ましいという話です。

サウスダコタ旅行記、ラストは自分のそんな体験を書いて行きたいと
思います

まず1つ目がジュエルケイブ国定公園

デビルズタワーを訪問して、時間が余ったのでどっか寄って行ける
場所が無いかとその場でネットで調べて見つけた洞窟系の公園です。
洞窟系はわりと数が少ないので、面白そうだと思って行ってみたの
ですがツアーはもう満員(鍾乳洞はガイドさんに先導されて行くの
でないと中を見れません)。
時間の配分が事前に分かっていたら、デビルズタワーよりこっちを
先に訪問した方がバランス良かったんじゃないかと思いつつ、ビジ
ターセンターを軽く見て、洞窟の外のトレイルをちょっと歩いて、
その場を後にしました。

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ビジターセンター、内部にどんな鉱石があるのかとか、専門家が
調査をするときはどんな格好をするのか、などが展示されてます。
ちなみにジュエルケイブと呼ばれるのは方解石(カルサイト)の
結晶がやたらと多くて、それがまるで宝石みたいにキラキラして
いるからなんだとか

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そしてそとを軽く歩き回ったトレイル。
まあ、ここで時間を使わなかったからちょっと前に紹介した西部
劇風の建物に寄ったりも出来たんですが

そしてもう1つがここ、バッドランズにほど近い場所にある
ウォールドラッグストアという場所です。

Photo_20220206222604

ここを日本語で言い表すと、一番近いのが高速のサービスエリア。

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中を見回すと食事が出来て、お土産屋さんがあって、なんだか謎
のマネキンがあって、という感じで、自分も軽く歩いただけで
離れてしまったんですが、ここにはいくつか名物がありました。

1つは無料の氷水

現代では何てことのないサービスですが、創業者が客寄せ用に
フリーウェイ沿いに「氷水タダだよ!涼みにおいでよ!」って
看板を出したことからカーエアコンもロクにない時代、旅行客が
大勢詰めかけて一気に休憩所としての地位を確立したんだとか。

次に今も昔も変わらぬ値段、1杯5セントのコーヒー

・・・こんくらい飲んでおけよと自分にツッコミ入れたい・・・

そして名物の自家製ドーナッツ

こちらに公式サイトがあるのですが、ここでも揚げたての様子が
映し出されています。過ぎた後に改めて見ると、こういうのって
ますます美味しそうに見えるから困りますね(汗)

また、上記のウェブサイトのオンラインショップに動物の生首
ようなものが売り物として出ていますが、これはいわゆるUMA、
ジャッカロープという角つきのウサギの作り物です。さすがに
動物の剥製はオンラインのお土産物屋では売らんよなあと。

Photo_20220206222603

そして、そのあとは空港に戻って、レンタカーを返して、空港の
喫茶店でカントリーフライドステーキ(わりと好物)を食べてで
この旅は終わりました。

単純な見応えで言うと、デビルズタワーが圧巻だったなあと。
大統領の顔よりもこっちのが主目的でしたし、行った意味は十分
あったなと思います。ホテル近くのメシは微妙でしたが・・・

これからもたまに、過去ネタ引っ張り出して行こうと思います

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