10年間、お疲れ様でした
今朝起きたら、中嶋一貴選手が今週末の最終戦をもってWEC、
世界耐久選手権のトヨタのレギュラードライバーから退くとの
ニュースを目にしました。2012年にトヨタがWECの参戦
を始めてからずっとレギュラーを務めてきたのが彼でした。
日本人初のレギュラー参戦したF1ドライバー、中嶋悟氏を父
に持ち、自身もウィリアムズからF1に参戦、F1ではあまり
輝きを見せることはできませんでしたが、残した成績よりかは
遥かに実力があったと今でも思っています。
そしてWECでは10年前から今日に至るまで文字通りトヨタ
チームのエースとして、歩みをともにしてきた人でした。
立ち上げの苦しいときも、プジョーやポルシェと言ったライバル
に置いていかれて苦杯を舐めさせられたときも、優勝まで残り
3分、あと一周のところで車両トラブルでリタイアなどの悲劇に
見舞われた時も、そして自身の乗る8号車が3連覇をしたときも、
常に一貴選手はそこにいました。その彼が、クルマを降ります。
まだ36歳、お父さんがF1を引退した年よりもまだ4歳くらい
若いので、まだまだドライバーを続けてほしいのですが、国内
レースを含めて今後の活動について全部発表しているワケでは
ないので、引き続きニュースを見守りたいなと思っています。
てか、WEC辞めるんだったら可夢偉の方が先に辞めると思って
いました。アメリカでの活動増やしたがっていたし