懐かしい味に出会いました
アメリカにいたとき、何度かケンタッキー州にも出張をしました。
今回はそのときのお話です。
仕事を終えて、翌日は朝のフライトでロサンゼルスに帰るだけ、
そんな日の晩にホテルの近くのレストランに入りました。
そこで頼んだ食べ物は下の2つ
ホットブラウンという七面鳥を使ったオープンサンド(の筈です。
さすがに数年前のことで記憶がなく、ケンタッキー州の名物料理
的なもので検索をかけたら写真の料理にいちばん近いのがそいつ
でしたので)とアメリカらしい大きなチーズケーキ。それに加え
もう一品、興味があったのでレストランのマスター(たぶん)に
聞いてみたものがありました。
アメリカ生まれの酒、バーボンです
自分はバーボンは飲んだことが無いけどせっかくバーボンの本場、
ケンタッキーに来たのでぜひ一杯飲んでみたいのでオススメのを
教えてほしい。
そう言う自分の注文に彼が出してくれたのがベイゼル・ヘイデン
という名前のバーボンでした。
バーボンと言うとワイルドターキーのようにトウモロコシが原料
のものが多いのですが、調べたらこれはライ麦のお酒でした。
お店の人が自信をもって勧めてくるだけのことはあって味は上等、
最初は氷に少し注いで、溶けた氷と一緒に飲んでいたのですが
ストレートで飲んだ方がはるかに美味しい一杯でした。
そのときに名前だけはメモっておいて、向こうにいたときも帰国
してからも何となく探していたのですが、最近地元の近くの酒屋
さんにて発見しました。
750mlで税込み5千円ちょっと、けっこう高いお酒です。ラベルの
解説を見ると1796年、ケンタッキー州が成立してわずか4年後、
アメリカの大統領がジョージ・ワシントンだったときからあるお酒
だそうです。値段も値段だし、日本の風土に合うかも分からない
のでちょっと躊躇していましたが、このたび購入
↑
向こうで美味しかったので、やっぱりストレートでいただきます。
ちなみにアルコール度数は40度。んで感想はと言うと
美味いです
なんて言うか、芳醇な香りと口当たりの良さが図抜けています。
ケンタッキー州とは気候風土の違う日本でも、その味わいは全く
損なわれていませんでした。ゆったりと飲んでいたらアルコール
度数を無視してかなり飲めてしまいそうな味わいです。自制心を
働かせて、コルク栓をつけ直して棚にしまいました。
いや、なんて言うか、もっと早く買っておけば良かったなあと。
付け合せはやっぱり肉料理が合うと思います。
皆さんにもぜひオススメしたい、そんな一品でした。
« ご無沙汰をしております(汗) | トップページ | 隣の国の食べ物とか »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2024台湾の旅(本編その7)(2024.04.08)
- 2024台湾の旅(本編その6)(2024.03.07)
- 2024台湾の旅(本編その1)(2024.02.12)
- 駐在時代アーカイブ:ボストン旅行記②(2023.12.17)
- 駐在時代アーカイブ:ボストン旅行記①(2023.12.13)
「グルメ」カテゴリの記事
- 2024台湾の旅(本編その3)(2024.02.26)
- 2024台湾の旅(本編その1)(2024.02.12)
- 駐在時代アーカイブ:ボストン旅行記②(2023.12.17)
- 3年半ぶりのアメリカへ⑥(2023.04.06)
- 平和になったら行きたい場所(その4-6)(2021.05.11)
「アメリカ」カテゴリの記事
- 駐在時代アーカイブ:ボストン旅行記②(2023.12.17)
- 駐在時代アーカイブ:ボストン旅行記①(2023.12.13)
- フェンウェイパークという球場(2023.12.12)
- ドジャースタジアムという球場(2023.12.11)
- 残ってくれて、本当に良かった(2023.12.10)
コメント