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2020年11月15日 (日)

平和になったら行きたい場所(その2)

たまの投稿、なので連投、という感じで今日はもうひとつ、
記事を書きたいと思います。元々1つの記事の予定でいた
のを単に分割しただけとも言いますが。

その前にちょっとアメリカの歴史について触れたいと思います
(以下の文章はウィキペディアの「星条旗(国歌)」を参照)

アメリカの国歌(Star spanled banner、邦題「星条旗」)は
イギリスとの戦争のさなかにその歌詞が生まれました。

米英戦争のさなか、1814年9月、フランシス・スコット・キー
というアメリカの弁護士(趣味は詩作)は、友人である医師を
含む捕虜の交換交渉のためイギリス帝国の軍艦に乗り込みます。

イギリス側の司令官も捕虜の解放には同意したものの、機密保持
のために帝国艦隊が砦(マクヘンリー砦)を砲撃する間、彼らは
軍艦内で抑留される事となりました。

激しい夜間砲撃の後、9月14日の夜明けを迎えたキーらは、曙
光の中で(“by the dawn’s early light”)、砦の上に星条旗
(その当時は星15個、縞15本)がまだそびえているのを目にします。

激しい砲撃にも砦が死守された事に感銘を受けたキーは、直ぐさま
「マクヘンリー砦の防衛」という詩の着想を得、持参していた手紙の
裏に書き留めた。

このときに作られた詩に、当時市井で流行していた酒飲みソング
ある「天国のアナクレオンへ」のメロディを合わせたものが、今の
アメリカ国歌になっています。

アメリカ国歌(星条旗)のメロディはこちら

天国のアナクレオンへのメロディはこちら

「天国の~」の方が酒飲みソングなだけあって、メロディが優しい
感じがしますね。元ネタだけあってよく似ていますが

まあ、そんなこんなで前置きが異常に長くなりましたが、国歌の
元ネタにもなったマクヘンリー砦は今も(観光地として)存在
しています。日本で言うとお城の天守閣みたいなモンかと(適当)

砦の公式紹介文はここにあります やはりコロナの影響で現在は
休業中のようですが・・・東海岸にある施設なので西海岸からの
アクセスは良いとは言えませんが、行ってみたい場所ではあります。

余談:
ちなみに国歌の歌詞で出てきた星条旗ですが現存しています。
ワシントンDCにある歴史博物館に展示されています
ちなみに文化財保護などのため、写真撮影は禁止されています。

アメリカは歴史が「浅い」国ではありますが、歴史が「無い」国では
ありません。この旗であったり、リンドバーグが大西洋を横断した
ときの飛行機であったりを見たとき、そこに歴史の息吹はたしかに
存在していました。

もうひとつ余談:
自由の国と言われるアメリカですが、国歌のラストは「自由の地、
勇者の故郷」という言葉で締め括られています。この「勇者の故郷」
というのが結構なクセモノで、とにかく向こうではズケズケと自分
を主張していかないと話が前に進みません。ていうか、たぶん自由
という部分より勇者って部分の方がアメリカで生きてく上では重要
だったと思います。それを感覚的に理解してから、向こうでの生活
というものに馴染んでいくことができたなと

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