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2020年11月

2020年11月24日 (火)

駐在時代アーカイブ(3)

撮るだけ撮って使っていなかった写真を使って管理人が
思い出がたりに耽るこのコーナー、国立公園、博物館と
きて三回目はこれを紹介したいと思います

アメリカの食べ物

たぶん、受けの良い(と思われる)テーマですし。と、
いうワケでまずはこれ

Meal1

今週末はアメリカの祝日、サンクスギビング(感謝祭)
なので、その休暇のとき、陸路でラスベガスに行く途中
で食べた七面鳥を使った定食です。七面鳥は感謝祭の
定番料理。

なんでも感謝祭というのはアメリカにたどり着いたが
食べ物がなく飢えていた白人にネイティブアメリカン
の人たちが食べ物を分けたり栽培方法を教えたりして、
その後に彼らと一緒に祝ったことが起源になります。
しかしその話を聞いて速攻で

取り返しのつかないことを・・・

なんてことを考えたりするのもお約束?しかしこの
サンクスギビングをアマゾンとかが日本に何とか広
めて商売の機会にしようとしているそうですけれど
ハロウィン以上に日本と何の関係も無いんですが。

続いてこれ

Meal3 Meal4

バッファローのステーキです。バッファローが大量
にいる国立公園の近くのレストランではわりと定番。
味はというと淡白というか、平たく言うと旨味の無
くなった牛肉。牛肉より、三割不味くて五割高いと
いうのが率直なところなので、話の種に一回食べて
みる以上の価値は無いなあと。

ちなみにこのバッファローですが、本来の固有種は
絶滅していて、今いるのは絶滅前の固有種と牛とか
を掛け合わせた個体です。絶滅の理由は乱獲なので
すが、白人が乱獲した理由は食うためじゃなくって
それを主食にしていたネイティブアメリカンを兵糧
攻めにするためでした。狩って放置して腐らせて。
正直、開拓時代の彼らの所業は吐き気を催す邪悪
しか言いようが無いのがもうね・・・200年以上も
前のことだから今それでとやかく言う気は無いです
けれど

でまあ、暗い話はここまでにして次はアメリカに
来たらガチで一回試してみて!って言いたい一品

Meal2

カントリーフライドステーキ、日本風に言うとビフ
カツなのですが、衣はトンカツ的なそれではなく、
どっちかと言うとフライドチキン風。それにホワイト
グレイビーソースをたっぷりかけていただきます。

これは本当にオススメ。日本でもあんまり見ないです。
写真のはテキサスで食べたのですが、ビフカツの概念
を完全に打ち砕く美味しさでした(日本のビフカツは
あんまり好きじゃないので)

そして最後にもう一品、スイーツ系をご紹介いたします。

・・・この時点で嫌な予感がしてる人は、わりと正解💧

サンディエゴ(ロサンゼルスからクルマで南に三時間程)に
旅行したとき、朝食にパンケーキの有名店というのに入って
みました。

その店は朝からけっこうな行列で、ゆっくり並んでお店に
入って、名物だというアップルパンケーキを注文します。
そして待つことしばし、出てきたのが・・・

Meal5

・・・一人前です、念のため💦

唖然としていたら隣のアメリカ人の女性が笑いながら
「グッドラック!」
と言ってきてくれました(涙)
いや美味しいんです。美味しいんですけどね・・・朝メシに
食べる量じゃねえよと。7割くらいは頑張って食べましたが
挫折。しかしドライブ旅行の強みで持ち帰り用の箱をもらう
ことにしました。

するとウェイトレスのお姉ちゃんが
「あら?家で食べるの?それなら暖めてバニラアイスを乗せる
のがオススメよ!」
とのことでした。試してみたら確かに美味しかったんですが、
これにさらにカロリーを上乗せするという発想がスゲエなと。

とりあえず今回はこのくらいで。食べ物の写真はまだ色々と
あるので、折を見てまた掲載したいなと思います

2020年11月23日 (月)

駐在時代アーカイブ(2)

せっかくなので(?)今日は記事をもう1つ。このブログを読んで
くださっている方にはぜひオススメしたい場所がありました。

コンピュータ歴史博物館

グーグル本社のすぐ近く、シリコンバレーの地、サンノゼにある
博物館です。サンノゼは自分の家からクルマで5~6時間程度の
距離なので、3連休時に高速道路をのんびり走って行きました。
(幸い渋滞とも全くの無縁)

Chm1

入って最初のあたりにソロバンを配置しているあたり、なかなか
分かってます✨

コンピュータの発展とその歴史について、実機を展示しつつ紹介
している博物館なのですが、実際に「コンピュータの発明者」と
いうのは分かっていないそうです(アマチュアが各自で勝手に作
って自然発生的に、という流れらしいので)

Chm3 Chm2 

大量に展示される、昭和の香りのするコンピュータの数々、他にも
いろいろあったのですが、とても紹介しきれる量じゃありません

Chm4 Chm5

コンピュータだけでなく、子供用のトイロボットなんかもたくさん
展示されていました。右のは実家に同じの(赤い部分は青だけど)
があるので、アップで出演させています(笑)

Chm6 Chm7

Chm8 Chm9

そして、当然ありますゲーム機各種

これを入り口にクリエイターやプログラマーになって行った人も
多いワケですしね。これアメリカで売ってなかったんじゃ?と
言いたくなるものも含めて、かなり色々、ハッキリ言ってしま
えば手当り次第に展示されていました

こちらの博物館も、残念ながら少なくとも年内はコロナで閉鎖、
早くまた、みんなが訪れることが出来る日がくることを祈って
います。

余談:サンノゼはサンフランシスコにかなり近く、この辺りに
宿を取る人も大抵はサンフランシスコ目当てでサンノゼ観光を
するために来るという人はなかなかレアだそうです。

また、自分が行ったときは近くのホールでコスプレイベントを
やっていたらしく、ペルソナ5だのヒロアカだののコスプレを
した人たちが町中をわらわらと歩いておりました

また、このサンノゼの有名な観光地として「ウィンチェスター
ミステリーハウス」という場所があります。

ウィンチェスターライフルを作った男性の未亡人が銃による
犠牲者の霊に取り殺されないために占い師の言葉に従って
はるか西海岸にたどり着き、幽霊が自分の居場所までの道を
覚えないように24時間365日、常に増改築を繰り返した、
しかもその中には幽霊を迷わせるために扉を開けたら壁しか
ない場所や、天井にそのまま突き当たってしまう階段なども
あって、という場所なそうなのですが・・・

とりあえず自分はパスで

駐在時代アーカイブ(1)

先週のブログでは「まだ行っていないけど行きたい場所」をいくつか
紹介してみました。

今度は駐在時代のアーカイブと銘打って、自分が駐在時代に訪れた
けれど、ブログに掲載しなかった場所を紹介してみたいと思います。
アーカイブという言葉の使い方が正しいかは置いておくとして(汗)

紹介していなかったけど人に勧めたいアメリカの場所、その筆頭格
と言えるのがここです

ブライスキャニオン

国立公園

まずは何も言わず、下の写真をご覧になってください

Bryce2 Bryce1

Bryce3_20201123214701

「奇観」という言葉がこれほどに似合う場所を自分は知りません。
予備知識無しでこの公園を訪れても、また事前に知識を仕入れた
上で訪れていても、自然が生み出したこの光景にはただただ圧倒
されます。もちろんその先、地平線のはるか彼方へと拡がるこの
国の広さも含めて。

国立公園を取り上げたドキュメンタリー映画のトレイラーの冒頭
でも、他の有名な国立公園に先駆けて、先陣を切って出てきます。

Bryce4

ちなみにそんな岩の中でも特に特徴的なこの岩はトールハンマー
と呼ばれています。アメリカ人的にはマイティ・ソー?

Bryce5_20201123220501  Bryce6_20201123220501

また、この巨岩群の麓にはトレッキングルートが整備されて歩く
こともできます。1周グルッと回って大体1.5キロくらい。
観光ツアーで行ったとき、50分くらい時間があったのでそれ
くらいの距離だったら楽勝だろうと降りて行ったのですが

高低差で死にかけました

うん、やっぱり平地の1.5キロと山道の1.5キロって全然
違うよね・・・バスを待たせちゃいけないとめっちゃ焦って息
を切らしながら駆け抜けました。

場所はユタ州、ラスベガスのカジノ街からクルマで3時間程度
なので、比較的アクセスはしやすい場所です。カジノに寄った
その足で、ぜひとも足を伸ばしていただければなと

2020年11月15日 (日)

平和になったら行きたい場所(その3)

・・・現在時刻は10時半前、なんだか、何をするにも中途半端な時間
間帯ということもあるので(酷)明日以降と思っていた記事をもう1つ
書こうと思います。

先に紹介した2つは所在地がアイダホとかメリーランドとか、どちら
っ程度の差はあれどロサンゼルスからは飛行機の距離です。また
アメリカ旅行をするとしても、第一優先がロサンゼルスな現状だと
少々、訪れるのは難しいと言わざるを得ません。

でも次に紹介するのはそんな中でロサンゼルスからも日帰りで行ける
(というか所在地がLA)な場所です。それがどこかと言うと

リチャード・ニクソン大統領記念図書館

です。

リチャード・ニクソン、アメリカ合衆国の第37代大統領です(なお、
トランプは45代目)

アメリカでは大統領図書館という、公文書館でありまた過去の大統
領の記念博物館でもある施設が全国各地にあります。自分の住んで
いた近所ですとレーガン大統領のがあり、当ブログでも紹介しました。
ちなみに自分がレーガン図書館の存在を知ったのは「ポンペイ展が
開催中」というテレビのCMがきっかけだったのですが。

いやレーガン大統領は分かるんです。ずっと支持率高かったし、今
でも歴代大統領人気ランキングやったら確実にランクインします。

でもニクソンですよ?(酷)

民主党のウォーターゲートビルに盗聴器仕掛けようとして、それを
揉み消そうと裏工作やりまくった挙げ句に歴代唯一の辞任大統領
いう不名誉きわまりない実績を打ち立てちゃった人ですよ???
なんでそんな、歴代屈指の不人気大統領の記念館があるんだろう、
そこにはどんな物が展示されているんだろうという、まあちょっと
した好奇心というか野次馬根性というかそんな感じので。ちなみに
アポロ月面着陸のときの大統領はニクソンです。

こちらもサイトを見ると閉鎖中ですね・・・

ただ写真を見るとレーガン図書館では外から写真撮影しか出来な
かった大統領執務室(の再現)も、こちらのは中に入っての撮影も
できるようですので、そういう意味では純粋に行ってみたいなとも
思っています。

 

平和になったら行きたい場所(その2)

たまの投稿、なので連投、という感じで今日はもうひとつ、
記事を書きたいと思います。元々1つの記事の予定でいた
のを単に分割しただけとも言いますが。

その前にちょっとアメリカの歴史について触れたいと思います
(以下の文章はウィキペディアの「星条旗(国歌)」を参照)

アメリカの国歌(Star spanled banner、邦題「星条旗」)は
イギリスとの戦争のさなかにその歌詞が生まれました。

米英戦争のさなか、1814年9月、フランシス・スコット・キー
というアメリカの弁護士(趣味は詩作)は、友人である医師を
含む捕虜の交換交渉のためイギリス帝国の軍艦に乗り込みます。

イギリス側の司令官も捕虜の解放には同意したものの、機密保持
のために帝国艦隊が砦(マクヘンリー砦)を砲撃する間、彼らは
軍艦内で抑留される事となりました。

激しい夜間砲撃の後、9月14日の夜明けを迎えたキーらは、曙
光の中で(“by the dawn’s early light”)、砦の上に星条旗
(その当時は星15個、縞15本)がまだそびえているのを目にします。

激しい砲撃にも砦が死守された事に感銘を受けたキーは、直ぐさま
「マクヘンリー砦の防衛」という詩の着想を得、持参していた手紙の
裏に書き留めた。

このときに作られた詩に、当時市井で流行していた酒飲みソング
ある「天国のアナクレオンへ」のメロディを合わせたものが、今の
アメリカ国歌になっています。

アメリカ国歌(星条旗)のメロディはこちら

天国のアナクレオンへのメロディはこちら

「天国の~」の方が酒飲みソングなだけあって、メロディが優しい
感じがしますね。元ネタだけあってよく似ていますが

まあ、そんなこんなで前置きが異常に長くなりましたが、国歌の
元ネタにもなったマクヘンリー砦は今も(観光地として)存在
しています。日本で言うとお城の天守閣みたいなモンかと(適当)

砦の公式紹介文はここにあります やはりコロナの影響で現在は
休業中のようですが・・・東海岸にある施設なので西海岸からの
アクセスは良いとは言えませんが、行ってみたい場所ではあります。

余談:
ちなみに国歌の歌詞で出てきた星条旗ですが現存しています。
ワシントンDCにある歴史博物館に展示されています
ちなみに文化財保護などのため、写真撮影は禁止されています。

アメリカは歴史が「浅い」国ではありますが、歴史が「無い」国では
ありません。この旗であったり、リンドバーグが大西洋を横断した
ときの飛行機であったりを見たとき、そこに歴史の息吹はたしかに
存在していました。

もうひとつ余談:
自由の国と言われるアメリカですが、国歌のラストは「自由の地、
勇者の故郷」という言葉で締め括られています。この「勇者の故郷」
というのが結構なクセモノで、とにかく向こうではズケズケと自分
を主張していかないと話が前に進みません。ていうか、たぶん自由
という部分より勇者って部分の方がアメリカで生きてく上では重要
だったと思います。それを感覚的に理解してから、向こうでの生活
というものに馴染んでいくことができたなと

平和になったら行きたい場所(その1)

日本に帰任してはや一年が経過しました。
その間、このブログに書いた記事はわずか一件、どんだけこの
ブログがアメリカ関連に依存していたのか分かるという物です。

今年の夏休みもロサンゼルスに完全に行く気だったのが当然の
ごとく予定が潰れてしまいましたし・・・グダグダのアメリカ
大統領選挙もコロナが無ければトランプの圧勝だったんだろうか、
そんなことも考えたりしています。

そんな状況ですが、今の自分が考えている

コロナが晴れたら行きたい場所inアメリカ

をこの記事では紹介していきたいと思います。

・・・結局アメリカネタ頼みかとか言わないでくださいね💦

まず第一に挙げたいのがここ

アイダホポテトミュージアム

です。上の名前をクリックすると博物館の公式サイトに飛べます。
ちなみにアメリカには5年半住んでいましたが、アイダホは公私
を問わず一度も行ったことはありません。
仕事も無いし、当初はこの博物館の存在も知らなかったので。
うん、知っていたら、たぶん行ってた。サウスダコタより優先度
高かったと思います

アメリカで訪れるべき風変わりな博物館 というサイトをたまたま
発見したとき、その先陣を切って紹介されていたのがこの博物館
でした。アイダホポテトの品種や歴史などがかなり細かく紹介され
ているそうです。地図でスッと頭に入るアメリカ50州 という、
地図の老舗、昭文社の出した本の中でも紹介されていました。曰く
「意外と展示が丁寧」「カフェメニューは案の定芋祭り」だそう。
実際に上記のウェブサイトにあるカフェのメニューを見ても、
フライドポテトにベイクドポテト、ポテトサラダ、ポテトパンに
ポテトカップケーキ、それにポテトアイスとチョコレートソースの
かかったポテトチップと、澱粉質が無いのが牛乳だけです

ちなみに上記の「風変わりな博物館」紹介サイトだと個人的に他に
興味があったのがアラスカのハンマー博物館。どうやってトンカチ
限定で博物館にするだけのネタを集めることが出来たのかも含め
興味があります。

・・・超久々の執筆なので、今回はもうひとつ、連投します

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