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2019年7月

2019年7月28日 (日)

駐在中だから行ける場所(その4)

前回から少し間隔が空いてしまいました。理由は急な出張です。
しかも空港に着いたら飛行機が5時間近く遅れると言われ更に
その結果トランジットも7時間待ちになりで、結果普段だったら
片道12時間(それでもけっこうな距離ですが)で済むところを
片道23時間ほどかかって・・・アエロメヒコがスカイチームの
一員で、ラウンジ使えたことだけがせめてもの幸いでしたが。

それはともかく旅レポです。

ネイティブアメリカンの聖地にわざわざ大統領の顔を刻んで作った
ラシュモア山国定記念物、それに抗議をする意味で作られた場所が
あります。名前は

クレイジーホースメモリアル

当地のネイティブアメリカンの英雄、クレイジーホースを記念し、
讃えるために作られた施設です。

Photo_20190728130001

Photo_20190728130003  Photo_20190728130002

施設内はネイティブアメリカンのちょっとした博物館や売店、
それに自分は入りませんでしたがレストランもありました。

ただこの施設、ネットとかで調べると分かりますがかなり賛否両
論な場所だそうです。

曰く、単なる金儲けの施設にすぎない、曰く、クレイジーホースは
写真や肖像画が一切残されておらず、ここで掲げられているのは
白人がイメージする「インディアン」のステレオタイプでしかない、
曰く、山を削ってクレイジーホースの彫像を作ろうとしているけれど
自然を破壊してそんなものを作ろうとすること自体が彼の精神に反
するものだ、などなど。まあ個人的に金儲け云々は雇用を作れるの
であれば搾取とかしていないかぎりオッケーと思うのですが。
て言うか、個人的にツッコミどころは他にあります。

上に書いた通り、ここではクレイジーホースの彫像を作ってます。
ラシュモア山の大統領に対抗するためで、完成したら世界最大の
彫像となる予定だとも書かれていました。

Photo_20190728130102

場内にある1/30スケールの完成予想図です。これが白人のイメージ
する「インディアン」そのものだとか、彼は決して部族の「リーダー」
ではない(そもそも彼らは一人一人が独立した個人でありリーダーと
いう概念が無い)のに指の形はまるで部下に命令をするようだ、など
と批判をされています。

そして実際の姿がこちらになります

Photo_20190728130101

おわかりいただけただろうか?

いや、マジで最初、どこにその彫像があるのか全然分かりません
でした。ただ落ち着いて改めて、じっくり見ていると・・・

2

赤丸部分が横顔です

Photo_20190728130103

このアングルで並べて見るととてもよく分かります。写真のタイトルは
「理想と現実」

なんて言うか、完成するのに何年かかるんだろう・・・そもそも完成
させるつもりが(略)完成はおそらくスペインにあるサグラダファミリア
よりも後(略)

・・・とりあえず、むしろ翌日が本命です(現実、今の自分の「翌日」は
また出張なので、掲載は数日後になりますが・・・)

2019年7月18日 (木)

駐在中だから行ける場所(その3)

アメリカの中でもマイナー州と言えるサウスダコタですが、この
州には実は、かなり世界的に有名な観光スポットもあるんです。
その名は

ラシュモア山国立記念公園

と言ってもピンと来ないかもしれませんが・・・こんなことを
言っている自分も、この名前を覚えるのにずいぶん時間がかか
りましたし。どんな場所かと言うとアレです

Photo_20190718133402  Photo_20190718133403

大統領の顔が彫られているあの山です

彫刻されているのはワシントン、リンカーン、ルーズベルトと
ジェファーソン。まあ、ぶっちゃけ最初の二人以外あんまり
なじみ無いんですが(ルーズベルトは日露戦争のポーツマス
条約関連で一応覚えている程度)。

ちなみに餓狼伝説2やスペシャルのテリーステージでもこれは
出てきますが、あんなに大きくないし、近くに汽車も走っては
いないし、そもそも色が違うしで完全に別物です。

そんなラシュモア山ですが、実際に行って、現物を見たときの
感想はというと

「へ~ほ~ふ~ん」

という感じです。なんて言うか、圧倒されるようなスケールは
ないし、かと言って笑えるほどがっかりするようなショボさが
あるワケでもないし・・・がっかりできなかったことにがっかり
したと言うか、この感覚はええ、あれです

マーライオン見たときの感想と同じです

シンガポールにある、世界三大がっかりと一緒にしたら怒られ
るかもしれないですが、ホントにそれが素直な感想でしたので。

トレイル工事中だったし

Photo_20190718133401

でも、そんな状況でしたが土曜日だったということもあり、それ
なりに盛況でした。でもまあ、人生で1回行ったらもう十分かな
とは。

ちなみにこの顔が彫られた一帯ですが、ネイティブアメリカンの
聖地だとか・・・なんて言うか、うん、なんと言うか・・・

2019年7月17日 (水)

駐在中だから行ける場所(その2)

サウスダコタ州

本州より少し小さい面積に新潟市と同じくらいの人が住んでいる、
人口密度のすごぶる低い州です。ウィキペディアによると面積は
50州の中で17位なのに対して人口は46位だそうです。

ちなみにアメリカの50州ですが個人的な感覚で言うと

認知度が高い:
カリフォルニア、ニューヨーク、ハワイ、アラスカ、テキサス、
フロリダ、など

認知度が低い:
ノース&サウスダコタ、ノース&サウスカロライナ、コネティカット、
アーカンソー、メイン、ロードアイランド、モンタナなど

州より中にある都市の方が有名:
イリノイ(シカゴ)、ミシガン(デトロイト)、ネバダ(ラスベガス)
マサチューセッツ(ボストン)、ワシントン(シアトル)など

とかそんな感じです(あくまで個人の感想です)。

そんなサウスダコタ、自分が訪れたラピッドシティ空港まではロサン
ゼルスから直行便で3時間弱、アメリカ的には比較的ご近所です。

空港が近づいて、高度が下がってくると目に飛び込んできたのは
見渡すかぎりの大草原でした。

Photo_20190717150301  Photo_20190717150302

こういうのを見ると、やっぱりアメリカって広いなとは思います。砂漠
的な赤茶けた大地の部分も多いのですが、こういう大草原もまた、
この国の持つ原風景のひとつには違いないんだろうなとは。アメリカ
愛国歌、第二の国歌と言えるGod bless Americaにも「山々を越え、
平野を渡り」って歌詞がありますし。

また、この平野ですがかなり黄色いのも特徴でした。色の正体は
この植物、名前は分かんないですし調べる気もありませんが(汗)

Photo_20190717150303

そしてこの植物、ものすごく大量のチョウチョが群がっていました。
まあ、そのチョウチョがレンタカーにぶつかりまくったおかげで、
レンタカーを返すころにはクルマの前部がこびりついたチョウチョ
その他で真っ黄色に(略)

まあ、もちろん自腹を切って休日を使って旅行をするからには行き
たい場所やら見たいものやらがあるワケで、次回からはこの旅似て
訪れた場所を紹介していきたいと思います。

2019年7月16日 (火)

駐在中だから行ける場所(その1)

はい、間隔が空きましたがまた旅行記です。

それしか書くことないのか

とか言われそうではありますが

4月以降、休日出勤(て言うか休日を潰した出張対応)かなりしてた
ので、その分のお休みとって旅行していました。

どっちみち旅してんのか

とか言われそうではありますが。

7月最初の週は三泊四日でワシントンDCに行ってきました。前回の
旅先、ニューヨークと並んですこぶるメジャーな観光地です。
アメリカの首都であり最大の学術都市、スミソニアン協会が管理する
博物館が多くあり、世界遺産レベルの宝物も数多くあります。

・リンドバーグの愛機、スピリット・オブ・セントルイス
・フェルメールやモネの名画の数々
・呪いの伝説も持つホープダイヤ
・マリーアントワネットのダイヤモンド
・じかに触れる月の石
・リンカーンの帽子
・モハメド・アリのグローブ

どれも一見の価値がある物ばかりでした。



今回の旅行記の舞台はそんな首都ではありません。その翌週に
訪れた、おそらく駐在員でもやっていないとまず行かないと言
い切れる、そんな場所が舞台です。そこはどこかと言うと

サウスダコタ州です

どこだよそこ、という声が聞こえる気がしつつ、次回に続きます

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