フォト
無料ブログはココログ

« 2019年5月 | トップページ | 2019年7月 »

2019年6月

2019年6月18日 (火)

通じる言葉、通じない言葉

相変わらずアメリカ絡みですが、たまには旅行以外のネタを。
今回は実はアメリカで通じない英語をいくつか紹介していきたいと
思います。

プラスドライバーとマイナスドライバー:
ねじ回しです。プラスはフィリップス、マイナスはフラットヘッドと
呼んでいます。フラットヘッドはまだしもフィリップスは・・・一応
商品名らしいんですが、知らないと絶対無理

プラスとマイナス:
電気用語、電池とかでも使う正極と負極です。これはポジティブと
ネガティブ。まあ分かります。あとアースもグラウンドって言った
方が通じます

鶏肉の胸肉ともも肉:
フライドチキン屋で知っていると便利な言葉。胸肉のようなさっぱり
した肉が食べたい場合はホワイトミート、もも肉のような油っこい肉
がほしい場合はダークミートと呼びます。チキン屋でどちらかを指定
することも大抵の場合可能なのが日本とは違うところ

テイクアウト:
ホームページでも書きましたがその場で食べる場合はFor here、
お持ち帰りはTo goです。いきなりFor here or to go?とか言われた
ときにはちょっと焦りました

サイドブレーキ:
エマージェンシーブレーキです。この言葉から違和感を感じる人が
いるかもしれませんが、彼らは基本使いません。あくまで非常時に
使うためのものなので、駐車時もパーキングに入れるだけです。

トイレ:
地味に英語でトイレの発音は難しいのでバスルームとかレスト
ルームと言った方が無難だったりします。ちなみにスペイン語
ではサニタリオかバーニョ。前者がお手洗いで後者がトイレと
いった意味合いでしょうか。ちなみにこの言葉、スペイン語圏
を旅する上で最も重要な単語かもしれません


まあ、たまにはこんな数分で書き上げられるネタなんぞをと

ここからは6月23日追記

バイク:
英語だと100%自転車を指します。ただバイシクルと言っても
普通に自転車として通じます。いわゆるオートバイはモーター
サイクル。モタスポ関連だと日本だとマシンって言っているのが
こちらだと普通にCarと言っているなんて違います。ディズニー
自動車アニメ映画だってCarsですしね

マルとバツ:
アメリカのプレステ系ゲームではXで決定、Oでキャンセル、
なので英語版ペルソナ4Gとか買ったときにちょっと混乱し
ました。て言うかあのゲーム、登場人物がすっごく流暢な英語で
「ずっと日本にいるから英語なんて関係ない!」
みたいなこと言ってるとちょっぴりシュール。

とにかく書類とか書くときに日本の感覚でOとかXつけていると
混乱のもとなので、YESかNOと書いていた方が無難です。
まあ、英語は英語で日本語とはYESとNOの使い方も違うことが
あって混乱を加速させるんですが。文脈如何に関わらず肯定的な
言葉はYESで否定的な言葉はNO。たとえば相手の質問が
「長ネギ好き?」でも「長ネギ嫌いだよね?」でも好きな場合は
YESで嫌いな場合はNO、みたいな・・・

2019年6月 4日 (火)

世界一の大都会へ(オマケ)

さて、あちこちに行ったせいで二泊しかしていないわりに長編に
なったニューヨーク旅行記ですが、ここではその道中、通りすが
りに見かけた景色の写真なんかを載せてみたいと思います。

P4210914 P4190505

P4190511 P4190509

P4190550

えっと、もう一度言いますが

通りすがりの風景写真です

今回のシリーズのタイトルを「世界一の大都会」とした理由、
ひとつは夜になっても全く人の波が途絶えないタイムズスク
エアの喧騒、そしてもうひとつが街中の至るところに存在する、
アールデコ調の荘厳な建築物群です。こういう建物が本当に
至るところにあります。もう途中から、ちょっとやそっとじゃ
驚かなくなったくらいに。

ちなみにタイムズスクエアですが、年越しのイベントもかなり
有名です。大勢の人々でごった返し、チャリティーで有名な歌手
によるコンサートがあり、0時には高層ビルからばら撒かれる
紙吹雪とともにみんなで新年を祝う・・・のですが、いい場所で
楽しむには午後二時くらいから氷点下まで気温が下がることも
ごく普通なニューヨークで10時間、トイレも行けず座ることも
できず立ちっぱなしでないといけないという、さすがに一人で
行くのは躊躇するイベントです(かと言って誰かを騙して同席
させても、それはそれで恨まれそうです)

あれはテレビで観るものだから

というのはロサンゼルスにいる会社の人達の弁

P4190591 P4210913

P4190513 P4200654

また、街中のいたるところに写真のような現代アートの
モニュメントもありました。たしかに都市として異質で、
ロサンゼルスも東京も、ニューヨークに比べたら野暮っ
たいというのは強く思いました。

けど

住むんだったら東京やロサンゼルスの方が断然いいなとも
思ってしまうのです。物価は高いし人口密度は高いしで。
観光旅行に行く分には決して飽きさせることのない場所だ
とは思うのですが。それにこんな場所で子供の頃から生活
していたらそれだけで、自分が他の地域出身の人と比べて
偉いんだと勘違いしてしまいそうで・・・それはそれで偏見
かもしれないんですが

45代大統領の出身地は・・・

最後にさらにオマケ:

P4190587

最初に見たとき何かと思いました。イギリス発症のスポーツ
用品ブランドだそうなのですが

2019年6月 2日 (日)

世界一の大都会へ⑫

自由の女神の観光を終えて船に乗って、あとは戻ってどこかで
時間を潰して空港に行くだけだなあと思っていたのですが、自
分のそんな予想は外れて船はリバティ島のすぐ近くにあるもう
ひとつの小島、エリス島へと向かいました。

P4210900

何があるんだろうと思いながら船を降りると待っていたのは
レンガ造りの清洒な建物。看板を見るとどうやら移民の博物
館らしい。今更ながらチケットを見ると自由の女神だけでなく
ここのチケットもセットになっていたらしいのでとりあえず
入館してみます。

P4210882

ちなみに島の全景はこんな感じ。ここも立派な国立公園です。
ええ、どこを国立公園に指定するかはアメリカの(以下略)

調べてみるとこの建物、19世紀末から20世紀半ばにかけて
アメリカ最初の入国管理事務所として使われた所だそうでした。
1階は移民局が出来る前のアメリカ移民についての歴史、2階
はこの建物がどのように入国管理事務所として機能してきたか
ということを当時の遺物や写真を交えて説明していました。

P4210893_1

三階部分から撮った写真、いまはだだっ広い2階のホールも
100年ほど前は渡航者でごった返していたんでしょう。
ちなみに2階までの階段はわりと急なんですが、これが実は
入国希望者への最初の体力審査を兼ねていたというのだから
恐ろしいです。そんな情報、今と違って移民希望者が知る由
は全くないでしょうし。て言うか長い船旅、しかも一部上流
階級を除いてたぶんあんまり快適じゃない船旅を終えた後で
元気にスタスタ階段を上れる人の方が少数派なんじゃないか
と思うんですが。

P4210875

そして当時、受け付け待ちをしていた人達が腰掛けていた
ベンチ。これは当時のモノだそうです。

まあ、正直1階部分はわりとどうでもいい(暴言)のですが
2階部分の展示物は個人的にかなりのヒットでした。時間の
都合で1時間半ほどしていられなかったけれど、できれば
もっといたかったくらい。

P4210876

無事に入国審査を通った人がこれからの国内移動に備えて
腹ごしらえをしたりお弁当やお菓子を買ったりしていた売
店とそれに使っていたレジ。昔の物価なので単位はドルで
なくてセントみたいです。

P4210881  P4210895

体調不良その他の理由ですんなり入国できず勾留される事
だってもちろんあります。そんな人達には展示の食器で無
料の食事がサーブされ、右の写真にあるようなベッドで休
む生活だったそうです(ベッドの方は説明の記憶曖昧です)

ちなみにざっくり数えると80%がすんなり(数時間で)入国、
17%が数日勾留のうえで入国、残る3%は入国が許され
ないで強制送還・・・という割合だったそうです。

P4210885  P4210897

移民の人が持ち込んだ荷物も数多く展示されていました。
これらはたしか、イタリア系移民の人達の荷物。

P4210896

当時入国してきた人達のモノクロ写真。日本人と思しき
女の子もいます。

P4210889

この建物が移民局としての役割を終えてから博物館として
営業を再開されるまで、建物は長く放置されていました。
これはその放置状態だったときの物を極力当時の状態で保
存していた物だそうです。ピアノはたぶん子供達を楽しま
せるために使っていたんでしょう。デザインからして。

そして二階のこうした展示物の解説は全部ボイスガイドで、
しかも日本語でそのうえ無料で聞くことができます(なお
先の自由の女神像にも無料の日本語ボイスガイドがありま
した。1つ1つの解説がやたら長くてあんまり使いません
でしたけど)。
そういうのを聞いているだけでも楽しいし、たぶん自分が
歴史を勉強するうえで少なくとも今は一番好きなのはこう
いう、名もなき人達の生活の足跡を辿るような展示物なん
だろうなということにも気付かされました。

これで自分が今回観光したところは全部になります。911
メモリアルに始まってピータールーガーステーキハウス、
ニンテンドーニューヨーク、タイムズスクエア(昼と夜)、
セントラルパーク、メトロポリタン美術館、ヤンキースの
試合、911記念館、エンパイアステートビル、自由の女神
そしてエリス島の移民博物館。事前にそれなりに興味あった
けど行かなかったのはブロードウェイのミュージカルくらい、
我ながらよく回ったもんだと思います。

次はラスト、ちょっとした追加情報なんかを書いてきます。

2019年6月 1日 (土)

世界一の大都会へ⑪

ニューヨーク旅行の3日目、最終日、この日だけは天気は快晴。
朝7時半くらいにホテルをチェックアウトして、荷物は預けて
向かった先はホテルからほど近い、公園にある船着き場。旅の
シメに取っておいた目的地はニューヨークのと言うかアメリカ
の象徴とも言えるアレです。

P4210855

自由の女神です。

・・・ヒネリも何もなくてスミマセン

自由の女神像があるのはリバティ島というある意味まんまな
名前の小島の上。とても小さい島ですが、それでも一応この
国の国立公園に指定されています。あのサイズで?と思いは
しますが、なんせどこを国立公園にするかはアメリカの自由、
彼らの胸先三寸で決まることなので。

P4210809

島にはフェリーで15分ほど。自分は朝イチの船で向かった
ので並ぶことなく乗れましたが、戻ってきたときには何時間
待たされるんだろうという長蛇の列が出来上がっていました。
ここはその日の最初に行くのが大正解。

P4210810

船を降りると最初に出迎えてくれるのが巨大な星条旗でした。
ここに限らず、アメリカはホント、星条旗が至るところに掲
げられています。

P4210860

女神像が持っていた初代のトーチ。なんでも新しい博物館を
建築中だということで普段はかなり間近で観られるというこの
トーチもこの日は遠くから眺めるだけだったのが残念。従来、
博物館は女神像の台座部分、2階のところにあるのですが、
こちらにある程度展示物が行ってしまっているのか、なんだか
ショボかったですし。

P4210841  P4210846

でもポスターで顔芸頑張ってくれてました

アメリカの象徴とも言える存在なので、当然のごとく色々な
広告媒体でネタにされていたそうです。仕事の選ばなさ加減、
キティさんに匹敵するかもしれません。

また、自分の買ったチケットは台座の中に入り、テラスまで
行くことのできるチケットでした。テラスがどこかと言うと
下の写真にある赤丸部分なのですが・・・

P4210853

手段は基本、階段のみです

そしてテラスの高さは地上45メートル・・・うん、さすがに
とっても疲れました。

P4210831

そして、そこからさらにこんな螺旋階段を40メートルほど
上がっていくと王冠まで行けるのですが、そのチケットは
1日100名とかしか無いらしくかなり入手困難。でも正直
これを見ると、買えなくて問題無かったなあとは。係員の人
いわく、階段上るキツさよりも狭い螺旋階段をひたすら上る
ことの方が嫌かもと言っていましたけど、うん、ここまでで
もう足が疲れかけているからと。

P4210830  P4210826

そして、そんなテラスからの展望です。さすがに眺めは絶景、
でも相変わらず高いところは苦手なので・・・いや怖がって
いながらも行ってる時点でそこまで高所恐怖症では無いの
かもしれませんが、ええ「高所恐怖症」と「何とかとケムリ」
が常に自分の中でせめぎ合っています。

P4210858

そして女神像でのラストの一枚は島に植えられていたソメイ
ヨシノとのツーショット(?)正面姿から映る角度で植樹が
されていなかったのは残念ですが、それでもやっぱり桜と女
神像というのは良い組み合わせでしたし、知らなかったので
サプライズでした。

これであとはフェリーに乗って戻るだけ・・・と思っていたら
実はまだもう1つ、船が寄って行くところがありました。

« 2019年5月 | トップページ | 2019年7月 »