フォト
無料ブログはココログ

« 2019年1月 | トップページ | 2019年5月 »

2019年4月

2019年4月16日 (火)

自分にとってはある意味象徴

アメリカ、ロサンゼルス界隈の博物館にある、この国ならではの
乗り物を紹介するこの企画、三回目は飛行機です。
これまではスペースシャトルだのタイムマシンだの、現実に搭乗
できる可能性がゼロな乗り物ばかりでした。今回はそれらよりは
はるかに現実味のある乗り物を紹介したいと思います。

P4060557

合衆国大統領専用機

エアフォース・ワンです

いやまあ、アメリカ大統領はムリでも総理大臣にでもなれば
乗れることもあるでしょうから(普通それをゼロと言います)。

P4060505

この飛行機が展示されているのは家からクルマで1時間ちょっと、
シミバレーという丘の上にあるロナルド・レーガン記念図書館と
いう施設です。

P4060504

丘の上ということもあり、もちろん見晴らしも素晴らしく、当日
多くの人が詰めかけていました(なお、駐車場はわりと狭いので
早めに来ないと麓にクルマを停めて軽い山登りをするハメになり
ますのでご注意を)

P4060536  

第40代アメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガン、30年以上
前に自分が初めてアメリカを訪れたときの大統領が彼でした。
そのため今でも自分にとっては最もアメリカの象徴と言える人物
です。同時に比較的親日的な政治姿勢と、いかなるときもユーモア
を忘れないその性格とメンタルの強さから、個人的に一番好きな
大統領でもあります。トチ狂ったストーカー(ジョディ・フォスター
をストーキングして「大統領を暗殺すれば有名になって彼女と肩を
並べられると思った」と考えた)に狙撃されて、肺に弾丸が入って
いる瀕死の状態で手術の執刀医に

"I hope you are all republicans"
(君たちがみんな共和党員だといいんだがねえ)

と言って和ませるとか、どう考えても普通じゃないです。
それに対して

"Today, Mr. President, we are all republicans"
(今日我々はみんな共和党員です)

そう返して執刀医も半端ないとは思いますが

ライブラリと言っても基本的には博物館、内容の多くは大統領の
功績を称えるもので(当然と言えば当然ですが)、上記の専用機
以外にもいろいろと興味深い展示物がありました。

P4060534

ドイツから寄贈されたベルリンの壁の一部とか(東西ドイツの統一
はレーガン大統領の時代でした)

P4060550  P4060551

館内に再現されたホワイトハウスの執務室なんていうのはその
代表的なものだと思います。

P4060585

また飛行機以外にも実際に使われたリムジンも展示されていました。

施設の性格上、先に紹介した2つよりもはるかに政治色が強いため
ある意味人を選ぶ場所かもしれません。
けれども大統領専用機なんてそうそう見れるものじゃないですし、
丘の上からの眺めもなかなか素晴らしいので、行ってみる価値は
十分だと場所だと思います。

余談:昨年ブッシュ大統領(お父さんの方)が亡くなったときに
改めてカウントしてみたのですが、自分が幼稚園のときから数えて
アメリカの大統領って6人しかいないんですよね(レーガン、
ブッシュ父、クリントン、ブッシュ息子、オバマ、トランプ)。
日本の総理なんて18人もいますけど

2019年4月15日 (月)

こちらはまだ4月14日です

5年前の今日この日、自分はアメリカに赴任しました。
そのときはまさか5年もいることになるとは思っておらず、少なくとも
2年はいたいなあとしか考えていませんでしたが、過ぎてしまえば
あっという間という感じもいたします。あちこち旅して、色々な経験を
させてもらって、たぶん一応それなりには会社にも貢献できてと、
そんな5年間でした。

それはともかく

ロサンゼルスで見ることのできる乗り物シリーズ、第二回として紹介
したいのはこちらになります。

P4020414

タイムマシンです

いやまあ、もちろん本物のタイムマシンじゃないですけど(そんなの
地球上のどこにもないですし)。ただ、これは映画で使われたクルマ
という意味では本物だそうです。

デロリアンDMC-12、社長がコカイン所持で逮捕されたり(無罪判決)
車体にカラーリングが施されずにステンレスそのままだったり、色々
負の話題が多いクルマですが、しかしバック・トゥ・ザ・フューチャー
にてタイムマシンとして使われたことで、未来まで人々の心に刻み
こまれた一台でした。

P4020416  P4020415  P4020417_1

ほかのアングルからも何枚か。

これが展示されているのはピーターセン自動車博物館。おそらく
30年前にも学校の遠足で1回行っているハズの博物館です。
内容は名前の示すとおり古今の自動車を展示。デロリアン以外も
映画で使った車両はいろいろと展示しています(カーズの車両とかは
元がCG映画なのでもちろん「本物」ではないんですが)

P3160420  Ncm_0203  P4020424

またポルシェとけっこう繋がりが強いらしく、ポルシェのレース車両も
かなり充実していました。個人的に初めて見れて感動したのは
ポルシェ959。
かつてパリダカールラリーを制覇し、タミヤからラジコン化もされた
車両です

P4020454  P4020455

家からはクルマで小一時間。自動車好きにはかなりオススメできる、
そんな博物館を今回は紹介しました。次回はスペースシャトルだの
タイムマシンだのに比べたら現実味のある乗り物を紹介したいと
思います

2019年4月12日 (金)

久々に記事を書こうとしたら

なんだかココログのレイアウトが思いっきり変更になってて焦り
ました…まあ、全然書いていなかった自分が悪いのですが💧

気を取り直して今回から目標は1週間以内に3回投稿で、ロサン
ゼルスで見れるものについて書いて行きたいと思います。

ロサンゼルスの観光地、思いつくものと言ったら

・ディズニーランド
・ユニバーサルスタジオ
・ハリウッドサイン
・ドジャースやエンゼルスの野球観戦

あたりが出てくると思います。でもここでは博物館とかで見ること
のできる、この場所ならではの「乗り物」について全三回で挙げて
いきたいと思います。

そんな今回の企画、記念すべき第一回は

P5300242

スペースシャトル

です

・・・これで大体、この企画の方向性が分かっていただければと。
自分が永遠に乗る機会のない乗り物達の紹介です。

P5300234

スペースシャトル、昭和生まれの人間だったら(たぶん)誰もが
憧れた宇宙への乗り物、それが展示されているのはカリフォルニア
サイエンスセンターという博物館です。
場所はダウンタウンとかリトルトーキョーとかのわりと近く。隣接
の博物館として恐竜の化石とかが展示されている自然史博物館
なんかもあります。これはこれで充実していて好きな人にはオススメ。

P5300243  Pa070695

かつてスペースシャトルは最先端技術の結晶でした。使い捨てな
従来のロケットと違い繰り返し使用することのできるスペース
シャトルは未来の標準技術となるハズでした。



繰り返し使用可能と言っても燃料や補助ロケットは結局使い捨て
だったり、大気圏突入をしたシャトルは繰り返し使うにしても
全面的なオーバーホールが必要で結局高コストになったりと
いうことでロケットに取って代わることはできず、2011年を
もってその運用に幕を下ろすこととなってしまいました(それでも
当時、自分が思っていたよりはるかに何度も飛んではいます)。
それでも自分の世代にとって、憧れの対象であることに変わりは
ありません。

そして現物を見たときに思ったのは、「案外汚い」ということでした。
しかしこれは決してネガティブな意味ではなく、300度を超えると
いう大気圏突入をしていたら、当然こんな、煤けた感じになるなと。
むしろこの煤けた汚れが、ピカピカのスケールモデルを見ていただけ
では決してわからない、古強者の風格だなと、そんな風に感じました。

表面を保護するためのカーボンがものすごく細分化されていたのも、
きっと交換する面積を最小限に留めるための策だったんでしょう。
ラジコンとかやっていると分かりますがカーボンプレート、めちゃ
くちゃ高価ですし(当時フレームフルカーボンのイグレスっていう
タミヤのRCカーがモーター無しで5万円以上しました)。

とにかくなんかまとまりのない文章になっていますが、カリフォル
ニアサイエンスセンターに展示してあるスペースシャトル・エンデ
バー、これが自分の紹介したい乗り物の第一弾になります。

« 2019年1月 | トップページ | 2019年5月 »