カナディアンロッキーに行ってきました(初日その3)
なんとかカナダに到着し、なんとか入国審査を抜け、まずはATMで当座のカナダドルをおろして、バンフ行きのバスを探す自分、途中で横を通りかかった日本人観光客とそのガイドがこれから同じバンフに行くらしいので、自分も同乗していいかと声をかけたくもなりましたが、いきなりそんなこと言われても困るだろうし、何より怪しまれるだろうと踏み止まり、そしてバス乗り場は無いかと空港の建物の外に出たとき、インド系と思われる男に話しかけられました。
「どこに行くんだ?」
「バンフ、そこに行くバスを探してる」
「もう無いぞ」
「」
「俺のタクシーなら240カナダドルで連れてってやる(眼の前にあった、正規料金の看板を指さしながら)」
「(240…バスなら70くらいなんだけどな)あ、でもなんか目の前をマイクロバスみたいなのが通ったんだけど、あれは?」
「いや、とにかくもう無い。バスに乗るならダウンタウンまで行く必要があるが、そこに着いたらもう間に合わないだろう」
「(…なんかイヤな予感がする…)とにかくちょっと考えさせて」
そう言って再び建物の中に戻り、さらに数十メートル歩いたのですが、ええ、ありました
バンフ行き 10:30
電光掲示板にそう表示されたバスの運営会社が
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉー
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そのときの自分の心境、マジでこんな感じです。て言うかあのタクシー野郎、デタラメこきやがって。100歩譲って「バスのことは分からない」って言うのならまだしも「もう無い」って言い切ってましたよね?まあ、さすがにわざわざ運転手を探して文句を言う気力はありませんでしたけど。と言うワケで自分が知る限り、カルガリーからバンフの最終バスは夜の10時半でした(これの次はさすがに翌日になるらしい)
とにかく70ドルほど、例のボッタクリ運転手の3分の1以下の料金を支払い、バスに搭乗。うとうとしながら約二時間でバスはホテルの前につきました。
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ホテルの名前はアーウィンズマウンテンイン。高原近い観光地にあるらしく、外観もロビーも何だかとても小洒落ております。
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部屋もとってもキレイでした。なんだかちょっと、気後れするくらいに
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深夜の0時を過ぎていましたがお腹は空いていたので買い出しに出発。やはり治安は良さそうでした(けっこう歩いている観光客もいました)。
さすがにレストランは閉まっていましたがピザ屋と、隣の酒屋は開いていたのでビールとギロというギリシャ風のドネルケバブみたいな料理を購入。部屋で食べました。
とまあ、かなりトラブルだらけではありましたが、当日きちんと到着してタクシーではなくバスで移動ができて、こうしてブログのネタもできた。そう考えるとまあ
完全勝利
と言っていい初日だったのかなあという感じです
翌日からは普通の観光です
筆者注:ここで書かれている金額はカナダドルです。この金額に0.7くらい掛け算すると米ドルでの金額になります