インディ500観戦記①
インディ500
アメリカ北部、インディアナ州にあるインディアナポリススピードウェイで行われる、1周2.5マイル(約4キロ)のオーバル(楕円)コースを200周するレースです。クルマの最高速度は時速350キロを超え、今年で102回目の開催を迎え、F1のモナコGP、世界耐久選手権のル・マン24時間耐久レースと並び世界三大レースの1つと称されるこのレースに、アメリカ駐在5年目にして初めて、日本からやってきた会社の同僚と一緒に行ってきました。
5月25日(金)
まずは同僚と合流するためにロサンゼルスからの直行便でシカゴに移動。当初は午後二時くらいには到着する予定だったのが、いきなり飛行機が2時間遅れます
それでも空港到着後、シカゴは街中が混むし駐車場も高いということだったので、空港から地下鉄で市内に向かいました。
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シカゴ空港駅のホーム。だいぶ年季が入っていて、薄暗い感じです。トイレの掃除とかは行き届いていましたが。目的地の中心街に着くまでにはちょっと治安の悪そうな、あまり夜道に一人で歩きたくないような場所も通りました(同僚には電車でのルートやホテルの場所など全部伝えてあり、先に行ってもらっています。海外経験は豊富な同僚ですが、アメリカは初めてだったのに…ちょっと無茶ぶりしたかなとも
とにかく自分がホテルに着いたのは午後の五時過ぎ、本当は初日に美術館くらいは行っておきたかったのですが縁が無かったものとすっぱり諦め、ホテルからほど近いシカゴの名所、ウィリスタワーに向かいました。
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ウィリスタワー。旧称シアーズタワー。高層ビルが多く、スカイスクレイパー(摩天楼)の街と言われるシカゴを象徴する高層建築です。
442メートルという高さはサンシャイン60(約240m)の倍近く、建設された1973年から25年間にわたり、世界で最も高いビルであり続けました。
…と言うワリにはなんか低くない?
他とくらべて格段高そうにも…と、下から見上げたときにはそんな印象しか持たなかったこのビルなのですが、いざ高速エレベータ(けっこう揺れる)に乗って最上階の展望フロアに来てみるとたしかに別格でした。
ああ、こりゃ確かに高いやねえと。そしてこのウィリスタワー、こんな高さにありながらもガラス張りでビルに外に突き出している空間(The ledge)というのがあります。
高所恐怖症なので普段は絶対こういうの行かないんですが、相方がノリノリだったのでそれに付き合う形で。でもこういう「他人の趣味に合わせて自分一人じゃ絶対やらないことをする」というのは最近わりと楽しみの1つだったりします。
会社イベントのお絵かき教室は全力で逃げましたが
うん、ちょっと形に残るのは勘弁してください
そして夕食、初日の夕食、場所はシカゴ!ならば食べるものはこれしかない!!そう
シカゴピザです
ディープディッシュピザと呼ばれる、アメリカでも最もボリュームの暴力と言えるピザ。一体どんな敬意でこんな悪魔的進化を遂げたのかは分かりませんが…なお、写真のピザですが
これでSサイズです
メニューには「2-3ppi」という見慣れない表記。どうやらperson per pieの略のようなのですが、たぶんシカゴと言うかシカゴピザの店以外でこんな単位を見ることは無いでしょう。ちなみにLサイズだと8人前くらいにはなるそうです。
明日はシカゴから南下して、インディアナ州に向かいます。