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2017年11月

2017年11月21日 (火)

人生初の体験でした②

さて、そんなこんなで普段じゃ絶対に経験できない国際線のビジネスクラスに乗れたワケですが、もちろん食事の内容もエコノミーとは全く異なります。

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参考画像:帰り道のエコノミーで食べた食事。左から夕食、軽食、朝食。夕食は豚肉のハンバーグ。これはこれで十分美味しかった。
朝食はあんまりお腹が空いていなかったからとベジタリアン向けの麺というのを頼んだのですが、けっこうクドかった…でも、全体的にロサンゼルスからサンパウロに飛ぶときに食べたのよりはずっと美味しかったです。競争相手が多いからなのか、日本のケータリング工場から仕入れたものだからなのか、それともその両方が理由なのか…

そしてこれらの料理は全部、通路をカートでガラガラと押してきて、ビーフ・オア・チキン?みたいな感じで聞いて、そして出してくれるというのがエコノミーのスタイルなのですが…

ビジネスだと先に注文を聞いてきます

そして配るときも一人ずつ配っていきます、挙句、前菜、メイン、デザートと分かれています。こういうところでも、ちょっと感動。

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まずは前菜。キヌアとマンゴ、野菜のタンバル(わさびマヨネーズ、ジンジャーピクルス、シラントロ)←メニューをそのまま書き写しているので、何が何だかは分かっていません。
パンはバスケットに数種類入れて持ってきてくれます。食べなかったけどおかわり自由。

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メインディッシュは魚料理。鯛のハーブクラスト焼き。他の選択肢はショートリブ煮込み、放し飼い鶏のグリル焼き、ほうれん草のラビオリ。

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デザートはラズベリータルト。他の選択肢はアイスクリームサンデーやチーズの盛り合わせ(デザートと言うよりもツマミ?)。コーヒーカップもプラスチックではなく陶器製。

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途中で出てきた軽食はお蕎麦とフルーツ

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朝食は朝っぱらからトンカツにカレーソース

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それでもまだ足りないという人には、通路の途中にプチケーキやヨーグルト、一口サンドなんかもご用意しています。ご自由にお召し上がりください!

…とまあ、とにかくエコノミーに比べて中身も豪華なのですが量も多いです(ちなみに空の上で食あたりなど起こされては困るということで、刺身類は一切出ません)。
勿体無いの精神もあって出された食事は残さず平らげましたが、ちょっと頑張りすぎた…帰国後の夕食時まで胃もたれ残っているような感覚がありましたし。あ、あと離陸直後にミックスナッツ出してくれたり、離陸前にウェルカムドリンクを出してくれたりもします。

ただ、そんなビジネスクラスですが、だからエコノミーと違って体力の消耗ほとんど無し!ホテルのベッドから起きた直後のように自由に動き回れるぞ!なんてことはなく、やっぱり長時間のフライトなので疲れるものは疲れます。寝るとき座席がフルリクライニングになったり、トイレで並ばなくちゃいけないことが少なかったりと助かる部分はとても助かるんですが。

だからもしもまた、こういうチャンスがあったとしても…うん、それでもたぶん選ぶだろうなあ。今度は前より迷いなく。何十万円ものお金を出してとまでは思わないけど。

ちなみにJALのマイレージ登録は残念ながらエコノミー扱いでした

2017年11月15日 (水)

人生初の体験でした①

ご存知の方はご存知と思いますが、先月の28日から11月の13日まで、日本に帰っていました。日程的には半月以上あってアメリカに行ってから過去最長の一時帰国だったのですが、研修あり、そこから更に愛媛への出張ありで、過去5回の一時帰国の中で一番慌ただしい旅だったかもしれません。これは、そんな一時帰国への帰り道での出来事です。

朝の7時すぎにロサンゼルス国際空港に到着、今回使うのは往復500ドルちょっとと他社に比べて異常なまでに安かったアメリカン航空です(他は800ドルくらいしました。年末年始とかだと1500ドルくらいします)
ターミナルビルに行き、セルフサービス用の端末で搭乗手続きをしていると、液晶画面にあるメッセージが表示されました。

550ドルでビジネスクラスにアップデートできます。変更しますか?

「………」

一瞬本気で、ものすごく考えました。迷いました。550ドルは大金です。国内なら一泊二日の温泉旅行が新幹線代込みでできる金額です。プレステ4だって買うことができます。12時間のためにそれを費やすのかと。て言うか550ドルって金額、微妙にエコノミーの往復運賃より高いじゃないかと。

でも同時に迷いました。平社員の自分は当然移動はエコノミーです(今回の一時帰国も会社が費用を負担しています)。そんな自分が自腹でビジネスクラスに乗ろうとしたら、往復でですが4000ドルくらいは取られるでしょう。それが片道と言えど550ドル、ある意味7分の1以下の金額で体験することができる!これは非常にお得なんじゃないかと。

ちなみにファーストクラスは1万ドルくらいします

ともかくそんなことを、待っていると端末の手続きがキャンセルになるんじゃないかとドキドキしながら体感時間で数分間、実際はたぶん1分くらい考え込んだ挙句

自分の指はYESボタンを押していました

選ばず後悔するくらいなら選んで後悔しよう、どうせ死ぬなら前のめりです(大げさ)




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搭乗すると自分を待っていたのは全席通路側に配置された大きなボックスシートでした(1列に4席、ちなみにエコノミーは1列に10席あります)。

いつもは羨望の眼差しで一瞬素通りするだけだったこの椅子が、今回の自分のシートです。そして写真は撮っていませんが、上部の荷物入れも各席につき1つあり、これにも感動。もう1つの荷物入れを3、4人で早い者勝ちで奪い合わなくていいんだ!挙句に他人に間違えて荷物を持ってかれたりする心配をしなくていいんだ!すごいよう、VIP待遇だよう、嬉しいようと小市民全開な感動に、座席につく前から浸っておりました。

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ご参考までに帰りの便で乗ったエコノミー席。これでもちょっぴり追加料金払って、足元広くしています。

※ちなみに実際に手荷物間違って持ってかれたことはあります。よりによってメキシコシティで。おかげで次の飛行機乗り遅れるし…

なお、自分がYESボタンを押した時点ではまだいくつかビジネスクラスに空席はありましたが、搭乗完了したときには全席埋まっていました。どうやら自分と同じ選択をした人は多かったようです。はやめに空港についていて良かったなと。

次回は機内食を紹介します。

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