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2016年8月

2016年8月30日 (火)

アラスカに行ってきました②

アラスカ旅行の二日目、当初はデナリ国立公園を回ろうと思っていた日、自分はレンタカーを南に、海岸線を目指して走らせていました。目的地はウィッターという所にある船着場、ここから氷河クルーズに出かけます。

アンカレッジからウィッターまでの行き方はバス、電車、そしてマイカーの三種類になります。当初は電車を(乗ってみたいので)考えていましたがどうも時間がかかりそう。バスは正直苦手(トイレに行きたくなったら困る)、それじゃあ1時間半くらいみたいだし自分で運転して行こうということにしました。レンタカー、駐車場で遊ばせておくのも勿体無いですし(貧乏性)

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道中の風景写真です。いたるところに広がる雄大な自然、こういうのを見ているとようやく、自分がアラスカに来ているんだということを実感してきました。これで天気が良かったらさぞかし見晴らしが良かったんだろうなあとも思いつつ、ですが。
Photo_2  Photo_3

道中、写真撮影用兼休憩用にクルマを停めることのできる場所はいくらでもありました。この二枚もそういう場所で撮った写真。野生のベリー(たぶん可食)、それにアラスカ鉄道の旧車両です。車両の高さは目分量で6~7m、かなり大きいです。

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そうして小まめに途中下車を繰り返しながら順調にドライブを続けていたのですが、もう少しで目的地というところで待ち構えていた信号待ち。この眼の前に15キロくらいの長さのトンネルがあるのですが
・1車線のみ
・鉄道と共用
というある意味強烈な仕様です。そのため入り口の直前で乗用車、トラック、キャンピングカーなどの車両別に並んで、通れる時間になるまで30分くらい待たなければなりません。電光掲示板に書いてあるのは「次は10:30に信号が青になりますよ」という表示です

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そしてトンネルの内部、前述のとおり、下にあるのは鉄道用の線路です。線路の上をひたすら走るというのはなかなか新鮮、これはこれで面白いです。速度は25マイル(約40キロ)制限

そしてトンネルを抜けるとそこは…
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大雨でした(涙)

運転中も降ったり止んだり(区間ごとに差が大きい感じ)、船着場のあたりはこれまでで一番晴れていればいいなあと思っていたら、その逆で一番本降りだったという…

次回は乗船記その他、この日の後半について書こうと思います

2016年8月29日 (月)

アラスカに行ってきました①

そんなワケで先述のとおり、2週間前にアラスカ、アンカレッジに三泊四日で行ってきました。そんなアンカレッジ、そしてアラスカについて数回に分けていろいろと書いていこうと思います。

日本とアラスカのつながり:
前回のブログで「日本からだとまず選択肢に挙がらず」と書いたアラスカですが、後から調べると色々と関わりがあることが分かってきました。
まずアクセスですが、夏場限定で日本航空から週に三日、直行便が出ています。これに乗ると片道約6時間、なにげに五十州の中で一番近いです(そうでない場合、シアトル経由で行くのが一般的のようです。シアトルからは三時間ちょっと)
そして1980年代、まだ冷戦をしていたとき、日本を含む西側諸国の飛行機はソ連上空を飛ぶことができませんでした。その場合ヨーロッパに行くには東回りで飛ばなくてはならなくなり、アラスカは貴重な給油所だったそうです。ヨーロッパから帰ってきた日本人がアンカレッジで着陸し、空港内のうどん屋でうどんをすすると日本が近くなってきたと実感していたとか。

出発前の準備:
とりあえずウォルマートで30ドルくらいの双眼鏡を購入、寒いといけないので服装はなるべく厚手のものを。そして予習としてyoutubeで水曜どうでしょうを視聴(面白かったけれど参考になったかは激しく微妙でした)
8月11日(初日):
行きはアラスカ航空の直行便でした。ロサンゼルスからアンカレッジまでは五時間ちょっと。とっても近いですね(※最近感覚が麻痺してきています。たぶん稚内から沖縄だってもうすこし短い…)
機内では隣に座った、自称元エンゼルスで数試合メジャー登板したこともあって、今はジャーキーの工場を経営しているというお爺ちゃんと雑談しました。一週間半ほど、友人宅に泊まってサーモン・フィッシングとかをするそうです。
空港に到着したのは午後二時過ぎ、朝食昼食とも食べそこねていたのでまずは軽く腹ごしらえ。何を食べるかは行く前からすでに決めていました
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トナカイのホットドッグです

お値段は7ドルちょっとと少々高め(トッピングのタマネギやピクルスは無料)。ケチャップとマスタードを少々かけてかぶりついてみました。

美味いです

たぶん寒冷地用ということで肉に唐辛子が練り込んであるんでしょう。肉自体がかなり辛めですが歯応え、旨味ともに十分。ぶっちゃけ牛肉のフランクフルトよりこっちの方が美味しいくらいに感じました。ただサンタクロースの乗り物食ったので、今後自分の人生にサンタさんは来てくれないかもしれません。
そして軽く食事を済ませたらレンタカーを受け取り市街地へ。当初の予定だとここから一気に四時間くらい北上して、アラスカ最大の国立公園であるデナリ国立公園に行こうと思っていたのですが、宿が完全に満杯でした。どうやらこれは、かなり前から予約をしておかないとダメだそうです(水曜どうでしょうではキャンピングカーを使っていました)
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市街地に行く前に寄ってみた公園(地震公園)の湖からアンカレッジ市街地を見渡して。もっとも天気が悪いのであんまりよく見えませんが…
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アンカレッジの市街地にて。土産物屋が立ち並ぶ、典型的な観光都市という風情でした。市街地自体は3キロ四方くらいの面積に収まっています。ちょっと頑張れば、全然歩いて回れるレベルです(街散策は最終日に集中していたのでそっちで書きます)
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初日の夕飯。地ビール、具だくさんのチャウダー、白ワイン、それにカニのほぐし身を詰めて揚げたロックフィッシュ(メバル)です。最初にトナカイ食べておいてなんですが、やっぱりアラスカはシーフードメインで行きたいなということでこの組み合わせになりました。味付けは比較的あっさり。なかなか美味しかったです。
二日目はちょっと遠出します

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