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2015年4月

2015年4月14日 (火)

地上の楽園に行ってきました②

さて、そのカンクンですがロサンゼルスからもけっこう遠いです。直行便があれば五時間半くらいですが今回自分が使ったルートは午前二時前の飛行機で三時間半かけてメキシコシティに行き、そこで二時間待ってカンクンまではさらに二時間ちょっとというフライト。片道八時間かかるので成田からシンガポールまで直行で行くより少し時間がかかります。時差も含めてお昼前に空港に着いて、乗り合いタクシーを拾ってホテルに移動。

ちなみにカンクンという町は大きく分けて2つの区画に分かれます。1つは現地の人が住んでいるダウンタウンでもう1つが弓なりの海岸沿い、20キロにわたりリゾートホテルが建ち並ぶホテルゾーン、自分が泊まった宿があったのもこちらでした

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飛行機から撮ったホテルゾーンの写真。海岸沿い、全部ホテルです。自分が泊まったのはシークレット・ザ・バイン・カンクンというホテルでした。

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宿の内装はこんな感じです。チェックインはなかなか厳重。最初の門で予約が入っているという確認が取れないと、中に入らせてくれません。
確認が取れて入り口に来るとまず冷たいおしぼりでお出迎え、さらに荷物を預かりウェルカムドリンクとしてスパークリングワインのグラスを渡されるという至れり尽くせりなサービスを受けながらフロントに向かいます。

カンクンのホテルゾーンにある宿の多くはオールインクルーシブという日本ではあまり無いシステムを採用しています。日本語にすると「全部込み」。ホテル内で飲み食いする全てが無料(と言うと語弊があるかもしれませんが)で利用できるというシステムです。具体的に言うと

・レストランでの食事
・喫茶コーナーでのコーヒー
・バーでのジュースや酒類(ワインはさすがにハウスワイン限定)
・プールサイドにあるカクテルバー
・部屋のミニバー
・ルームサービスで頼む食事
・各階エレベータ乗り場の真ん前にある喫茶コーナー(写真参照)

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このへんが全部無料になります(洗濯やスポーツジムや有料)。明朗会計もそうなのですが、財布を部屋に置いたままで海やプールに出られるというのは大きいです。

ホテル到着が一時前でチェックインは三時、まだ部屋の準備はできていなかったのでまずは昼食。チェックイン時間前だけどレストラン使っちゃっていいの?という質問に笑顔でもちろん!と答えてくれた対応に感謝してブッフェに移動。
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食事の一例。あとはサラダとか肉料理、スープに中華っぽいものやロールの寿司類なんかもありました。すでに受付でワイン一杯やってるからと真っ昼間っからビールも注文。

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そしてさすがに深夜の長旅&酒が入ってる状態で海に入るのはアウトだと思って部屋にて仮眠。そして…

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エメラルドグリーンの海へ!!!

なんて言うか、自分がホントにここにいていいのかって気分になってきますね。海につかるもよし、

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プールにつかるもよし(ちなみに深さはどこも肩が出るくらいです)。お天道さまの下でボール遊びをする人もいれば本を読む人もいて、もちろんカクテルなんかを片手にプールにつかりながら喋ってる人もいて…水辺で過ごすもよし、ロビーで過ごすもよし(チェスやバックギャモンと言ったテーブルゲームも完備)、ベランダで過ごすのも良ければ部屋で過ごすのも勿論アリ。どこの空間にいてもそれぞれで完結できて、しかも飲み物も食べ物も、好きなものを頼んでオッケー。こういう、ただボーっとするというのもアリなんだなとマルガリータのグラスを片手に過ごす、初日の昼はそんな風に過ごして行きました

地上の楽園に行ってきました①

久々の更新はやっぱり(?)旅行ネタで。しかしこういう場合、明けましておめでとうございますと言った方がいいんですかね。なんのかんので今年最初の記事ですし。

タイトルですが、決して某北の国へ行ったというのではありません。4月頭、イースターの三連休を利用してホントの意味での地上の楽園と言える場所、カリブ海に面するメキシコ最南端の都市、カンクンに行ってきました。自分にとっては極めて珍しい(と言うか自分単独の意志で行くのは完全に初めてな)ビーチリゾートでの休日です。
これまで自分はビーチリゾートと言うものにおよそ興味はありませんでした。旅行に行くときの選択肢と言うと
・温泉がある
・史跡がある
・鈴鹿サーキットがある
このどれかしかありませんでしたから(※「美味しい食事」は選択肢ではなく前提条件です)。それが何で今回ここを選んだかと言うと去年の年末に行った、メキシコ旅行が原因です。
それはティオティワカンやパレンケと言った史跡を巡るパッケージツアーだったのですが、最終目的地がカンクンでした。ただし到着したのは夜で翌日の出発は夜明け前。賑やかな町で夕飯食べて少し歩き回るだけでした。
「朝の方が切符安いしロサンゼルスまでの直行便もあるし、翌日からまた別の予定あるし何よりカンクンとか聞いたことないし(酷)」
それが当時自分が早朝のフライトを取った理由でした。しかしその考えは、離陸した飛行機の窓から見えた景色によって一瞬で後悔することになります。
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眼下に広がるのはこれまで見たことのない、エメラルドグリーンの世界でした。こんな海がこの世にある、それがもう、ただひたすらに衝撃。自分がものすごく勿体ないことをしたということに、今更ながら気づきました(もっともこのとき、ちょっぴり風邪気味だったので海水浴するのは少し危険だったのですが)
「次に休みが取れたら必ずここに来よう」
去りゆく景色を眺めながら、このとき自分はそう思いました

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