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2013年5月

2013年5月19日 (日)

伝説の名前、再び

5月16日の午後四時、前から噂になっていたことがついに正式発表されました。

ホンダ、マクラーレンとの提携を発表

88年~91年まで、四年連続でドライバーズとコンストラクターズのダブルタイトルを独占し続けた伝説の名前が2015年、ついに復活します。

マクラーレンはこの10年以上、ずっとメルセデスエンジンを使っていました。エンジン開発はマクラーレンのマシンに合わせるように作られ、一時期はメルセデスがマクラーレンの株を取得するなだ蜜月関係にあったのですが、それも過去の話、メルセデスが自分のチームを立ち上げたことからマクラーレンは密接なパートナーから一顧客になり、新たなパートナーを探すことが必要に。そこにホンダが名乗りを上げたという形になります。

ただ今回、ホンダが供給するのはエンジンでなくパワーユニットという名称です。

どう違うかと言うとパワーユニットという言葉にはエンジン単体ではなく、車を走らせることで発生する運動エネルギーや熱エネルギーを走る力に回生させるシステム部分(ERS)まで含んでいます。
ちなみに今年までもブレーキ時に発生したエネルギーを充電し、再利用するKERSというシステムが使われていましたが、これよりはるかに大がかりになります。
またガソリンタンクもこれまで1レース走り切るのに必要だったガソリンが160kg程度だったのが100kgと制限され、これまでとは比べ物にならない燃費効率が求められることになりました。やはりモータースポーツも、昨今のエコからは逃れられないようです(個人的には何だかなあと思いますが)

そして今回のホンダの復帰、付随して気になることが二つあります(自分的にはこちらがメイン)。それは

・トヨタも再び参戦するのか
・日本人ドライバーは?

というところです。

トヨタの再参戦はホンダほど強くでないですが何度か噂になりました。いわくライバルのホンダが出るなら対抗心から出ないわけにはいかないというもの(やや消極的ですが)。
個人的にはこれもぜひ実現してほしいのですが、なんか復帰するとしても2016年以降になるんじゃないかと思っています。再来年復帰のホンダが今発表ですし、トヨタ的にはまずはル・マンで勝ちたいでしょうしと

そして二点目ですが、これはもう、来年にでもと期待したいところです(具体的には可夢偉の復帰)。可夢偉はずっとトヨタ系の育成を受けていましたが今はトヨタとの関連は無くなっていますし、ホンダ系の日本人ドライバーで言っちゃ悪いけど可夢偉より向いてそうなのは見当たらないしで(塚越広大は悪いドライバーじゃないけど去年フォーミュラニッポンで中嶋一貴に競り負けたし佐藤琢磨はインディで覚醒しはじめたけどそろそろ年だしで。応援はしてますけど)

妄想を言うのであれば来季、ホンダがセカンドチームとして再来年からの供給先として噂されているザウバーで走って、そこでいいトコ見せて再来年からマクラーレン・ホンダでというルートですが、そこまで上手く事が運んでくれるかどうか…実現してくれるといいんですけどね。

軍オタということもないのですが②

ちょっと遅くなりましたが自衛隊の木更津駐屯地、訪問レポート第二回。前回のラストで
「次回はもうちょっとお堅い話題」
と書きましたが、その前にとてもいい動画を見つけました

ちなみにうまく表示されないという場合やもっと大きなサイズで見たいと言う方は
こちらをクリックしてください

前回紹介した痛ヘリの前で行われていたヘリコプター(コブラ)の機能や武装についての説明。ところどころ説明している隊員さんのコメントに「戦車を蜂の巣」など自衛というより殺(や)る気満々なのはたぶんご愛嬌なのでしょう

ちなみにカットされた数分ですが隊員さん達のダンスパフォーマンスでした。さすがに普段から鍛えているだけあって動きが軽快でした。

続いて陸上編

Photo  Photo_2

ガレージ内で展示されていた除染車(左)と装甲車(右)。他にも何種類か展示されていました。

Photo_4

そしてそれら車両の横に展示されていた無人偵察機。なんかちょっとかわいいです。

また写真は撮っていませんがパラシュート降下で使う装備一式を着させてくれました。重量は30キロ、それでも一般人向けに相当中身を抜いてあり、実際のフル装備だと50キロは下らないそうです。また防弾チョッキ(約10キロ)とかも着させてくれました。
正直そういうものを身につけて、さらに7~8キロはあるライフルとかまで持って走りまわるなんて想像しただけで疲れる(というか不可能)のですが、彼らは火事場のクソ力みたいなモンでそれをやり遂げているそうです。F1レース見てる時とかも思うのですが、やっぱり同じ人間と思いたくありません(誉め言葉)

あとはヘリのデモ飛行とか要人輸送で使ったヘリの展示(中にも入れました)とか。美味しいと評判の陸自の食事が無かったのはちょっと残念でしたが全体的に他では見れない物を沢山見れたし、一度は行く価値あるんじゃないかなと思えるイベントでした

2013年5月12日 (日)

軍オタということもないのですが①

今日、木更津のある自衛隊駐屯地に航空祭というのを見に行ってきました。

本当は土曜に富士にある米軍基地のフレンドシップフェスティバルというのに行きたかったのですが、天気予報が悪すぎてやめとこうと思ったところにこういうイベントがあると知ったので…

ちなみに米軍基地のはラジオで知りました(車で出張するときはなるべく英語のラジオを聞いとくようにしています)
聞いてるのはAFNという在日米軍向けのラジオなのですがけっこう面白いです。米軍関係者とその家族は職種を問わず酒場で働いちゃいけないとか、日本の119番がアメリカで言うと911だとか、もし日本の公道で交通事故を起こしても間違っても基地の医務室に運んじゃいけないとか色んな情報仕入れられますし)

そんなワケで晴天に恵まれ、二時間ほどかけて木更津にある自衛隊の駐屯地へ

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ちなみに木更津っていう地名の由来は神話の時代、日本武尊が遠征したとき暴風雨に遭い、それを鎮めるために人柱となって海に消えた妻の弟橘姫を偲び

君さらず 袖しが浦に 立つ波の その面影を 見るぞ悲しき

という和歌を詠んだことが由来だとか何とか。それはともかくこの自衛隊駐屯地、実質自分を最初に出迎えてくれたのが

Photo_2  Photo_3

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痛ヘリ二機でした

…いや、車やバイクや自転車なら見たことありますよ?(主に秋葉原で)。軍事関連でもプラモなら見たことありますよ?戦車とか戦闘機とか空母とか
でも、まさか実物で見ることになるとは思いませんでしたさ…ちなみにキャラデザインはプロのイラストレーターさんに依頼したそうですがペイントは隊員さん達の手作業だそうです。そしてかかった費用はカンパ募って自腹だったとか。

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痛ヘリのところにはキャラと同じ髪形&メガネをかけた女性隊員の人もいました(かなり似てた)。ちなみに通信士の人らしいです。

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また残念ながらこの痛ヘリ、今年で最後らしいです。なんか上官に黙ってやって叱られたとかなんとか…それでもやるあたり、ある意味素晴らしい情熱だと思いますが。なお、キャラは全部で四人いたようです。

次回はもう少しお堅い内容紹介をしようと思います。  

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