たまには漫画の話でも
というワケで久しぶりに旅行記でも可夢偉でも一貴でもなく、漫画の紹介とか書きたいと思います。
単行本の表紙からして異彩を放ちまくりなこの作品、個人的にこの半年以内に読んだ漫画の中で間違いなくナンバーワンです。なんか単行本も今月発売のジャンプコミックスの中じゃワンピースに次に売れたらしいですし
~あらすじ~
ある日、月の七割が蒸発し消滅した。犯人は最高速度マッハ20で飛び回ることのできるタコ型の超生命体。しかもそいつは来年の三月には地球も同じようにすると言っている。
でも、なぜかそのタコは殺されるのはゴメンだけどとある中学の三年E組の担任ならやっていいと言い出し、政府も生徒に危害を加えないことを条件にそれを承認し、生徒達に報酬百億でこの生物の暗殺を依頼。ちなみにそのクラスというのは名だたる進学校の中で落ちこぼれだけが集められたクラスで…と、なんて言えばいいんでしょう。書けば書くほどカオスです。
作者曰く「頻繁に口にされることがありながら最も実行されない意思表示」である「殺す」という単語ひとつを軸に作ってみた物語、それがこの「暗殺教室」です。
設定からしてツッコミ所しか無いような作品ですが、個人的にすごく珍しいと思うのがこのタコ型生命体(通称、殺せんせー)が教師として異常なまでに有能だということ。生徒思い、金欠、妙に俗っぽいという所は少年漫画の主人公系教師キャラの定番通りなのですが、この部分がいわゆる定番と違うし、しかもその特徴を、ちゃんとキャラ作りやストーリー作りに活かしているところが素晴らしいなと思ってます。ある意味、PTAに見せたいジャンプ漫画です(主目的が暗殺ですが)
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個人的に一巻で一番好きな場面&セリフ、細かい状況説明は難しいので省略(汗)
今、一番旬な少年漫画(勝手に認定)の暗殺教室、まだ読まれていない方にはぜひオススメです。