シンガポールに行ってきました③
前回ほどは間隔が空かなかったシンガポール旅行記、三回目は観光地について紹介したいと思います。と言っても、シンガポールって「何もしない」を楽しむところなので、あんまりめぼしいのはありませんが
そんななかで紹介するとなるとやっぱり一番手はこれしかないでしょう。シンガポールの象徴にしてベルギーの小便小僧、デンマークの人魚姫とならび世界三大がっかりの一つにして筆頭格、マーライオンです。
いやあ、正直見た瞬間、コメントに窮しました。なんていうかすげえ中途半端です。沖縄首里城の守礼門みたいに見た瞬間爆笑できるようなショボさでもない、かと言って見惚れるようなものでももちろんない。
「えっと…で?」
くらいしか言いようがなく、すごいがっかりを期待して行ったのに全然がっかりできず期待外れでがっかりした…ってあれ?なんか日本語おかしい?
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もう少しアップで一枚。口の中には噴水があるのですが、工事中で止まっていました(2009年に落雷被害で壊れたとか)。九月くらいには復旧するそうです。
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逆に思い切り引いた状態で一枚。マー君の視線の先に、マリーナベイはあります。夕焼け時とかにうまく写真を撮ったら、もっと絵になりそうですが。
そして、こうした小さい、ショボいという内外からの批判に対しヤケになったのか、離れ小島であるセントーサ島にはマーライオンタワーなんてのもあります。ただ…
横顔はいいけれど正面に回るとがっかり感あるんですよねえ…下手すりゃオリジナル以上の。
がっかり感を生みだす最大の問題はやっぱり「薄さ」にあるんじゃないかと思います。大仏像に見られるような横幅が無いから妙にバランスが悪いって言うか。ちなみにこのタワー、一応中に入ってエレベータで登って、その先は展望台になっていますが、まあ…
ちなみにセントーサ島への移動はケーブルカーでした。昔、ジョジョの奇妙な冒険では空条承太郎がイエロー・テンパランスと死闘を繰り広げた場所の筈なのですが…現地を見たら言えます。「あんなの無理」と。(作中で使っていたような足場になりそうなものがそもそも存在していなかったので)
余談 マーライオンの由来:
11世紀のマレーシアの王族が対岸に見える大地を目指して航海の旅に出た際、途中で海が激しく荒れ、王族が被っている王冠を海に投げたところ、海は静まり無事にその大地にたどり着くことができた。その時、ライオンが現れて、王族にその大地を治める事を許して立ち去った。マーライオンの頭部はこのときのライオンを表している。
また魚の尾は、古代都市テマセック(ジャワ語で「海」)を象徴している。王族は、その大地を「ライオン(Singa)の都市(Pura)」を意味する「Singapura(シンガプーラ)」と名づけ、マーライオンを国の守り神として祭ったという伝説がある。(以上ウィキペディアより抜粋)
…妙にマーライオンの話が長くなったので、他の小ネタは次回まとめて書きあげます
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