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2012年8月

2012年8月27日 (月)

シンガポールに行ってきました③

前回ほどは間隔が空かなかったシンガポール旅行記、三回目は観光地について紹介したいと思います。と言っても、シンガポールって「何もしない」を楽しむところなので、あんまりめぼしいのはありませんが

そんななかで紹介するとなるとやっぱり一番手はこれしかないでしょう。シンガポールの象徴にしてベルギーの小便小僧、デンマークの人魚姫とならび世界三大がっかりの一つにして筆頭格、マーライオンです。

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シンガポールの象徴マーライオン

いやあ、正直見た瞬間、コメントに窮しました。なんていうかすげえ中途半端です。沖縄首里城の守礼門みたいに見た瞬間爆笑できるようなショボさでもない、かと言って見惚れるようなものでももちろんない。
「えっと…で?」
くらいしか言いようがなく、すごいがっかりを期待して行ったのに全然がっかりできず期待外れでがっかりした…ってあれ?なんか日本語おかしい?

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もう少しアップで一枚。口の中には噴水があるのですが、工事中で止まっていました(2009年に落雷被害で壊れたとか)。九月くらいには復旧するそうです。

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逆に思い切り引いた状態で一枚。マー君の視線の先に、マリーナベイはあります。夕焼け時とかにうまく写真を撮ったら、もっと絵になりそうですが。

そして、こうした小さい、ショボいという内外からの批判に対しヤケになったのか、離れ小島であるセントーサ島にはマーライオンタワーなんてのもあります。ただ…

Photo  Photo_2

横顔はいいけれど正面に回るとがっかり感あるんですよねえ…下手すりゃオリジナル以上の。
がっかり感を生みだす最大の問題はやっぱり「薄さ」にあるんじゃないかと思います。大仏像に見られるような横幅が無いから妙にバランスが悪いって言うか。ちなみにこのタワー、一応中に入ってエレベータで登って、その先は展望台になっていますが、まあ…

ちなみにセントーサ島への移動はケーブルカーでした。昔、ジョジョの奇妙な冒険では空条承太郎がイエロー・テンパランスと死闘を繰り広げた場所の筈なのですが…現地を見たら言えます。「あんなの無理」と。(作中で使っていたような足場になりそうなものがそもそも存在していなかったので)

余談 マーライオンの由来:
11世紀のマレーシアの王族が対岸に見える大地を目指して航海の旅に出た際、途中で海が激しく荒れ、王族が被っている王冠を海に投げたところ、海は静まり無事にその大地にたどり着くことができた。その時、ライオンが現れて、王族にその大地を治める事を許して立ち去った。マーライオンの頭部はこのときのライオンを表している。

また魚の尾は、古代都市テマセック(ジャワ語で「海」)を象徴している。王族は、その大地を「ライオン(Singa)の都市(Pura)」を意味する「Singapura(シンガプーラ)」と名づけ、マーライオンを国の守り神として祭ったという伝説がある。(以上ウィキペディアより抜粋)

…妙にマーライオンの話が長くなったので、他の小ネタは次回まとめて書きあげます

2012年8月16日 (木)

シンガポールに行ってきました②

前回から微妙に間が空いてしまったシンガポール旅行記、今回は食事についてです。

ただ、前もって言っておきますと強烈なネタを期待すると肩透かしを喰らいます
当人はそれなりに大変でしたが…

昼食は二日とも問題なかったです。二日目はシンガポール名物のチキンライス(鳥ガラスープで炊きこんだご飯に蒸し鶏のブツ切りをのせたシンガポールの名物料理)で三日目はインドカレー、どちらも高レベルでした。とくにチキンライスは、ガイドブックに載っていた行列のできている店を散々歩きまわって行ったのですがそれに見合う味が十分にありましたし。

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カレーとチキンライス。ジュースはそれぞれマンゴーとライチ。カレーのナンにはエビが練り込んでありました。

ただ夕食は苦労しました。まず何に一番てこずったかというと営業時間。初日に泊まったホテルのフードコートは24時間営業でしたが、大抵の店は遅くとも十時くらいで閉店します。最近九時十時の夕飯に慣れきっていて、ホテルに戻って一休みしてから食事に行こうとガイドブックを調べると、その時点であらかたのお店が閉店してました。それでもホテルの向かいにあったドイツ風のパブは開いていたので、二日目はそこで夕食をとることに。

テーブルにつき、メニューを確認、まず生ハム、そしてベーコンとチーズのフライを注文。あとはメインを何か一品…と思ったのですが、そこで一つ気になることがありました。それは、隣の人が食べてたピザのサイズです。
デカかったです。写真を撮るワケにはもちろんいきませんでしたが、明らかにデリバリーピザのLサイズくらいはあります。しかしメニューにピザはあっても、サイズの指定はありません。
そこで自分の中にある危険信号が鳴りはじめたのでとりあえずメイン料理は見送り、頼んだ二品が来るのを待つことにしました。そして来たのが…

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…ベーコンとチーズはいいでしょう。日本の居酒屋にあるものとは少し違いますが、それでも量を含めて予想の範囲内です。でも生ハムは俺の知ってる生ハムと違う。たしかにタルト的な言葉がメニューに書いてあったけれど、それでもまた、俺の知ってるタルトと違う。昼食だったら、これ一つで十分なレベルです。メインなんぞ頼まなくてよかったと思いました。たぶんですが、これらを頼まずメインだけ頼んでも、完食できなかった予感がします。

それでも一応、デザートとしてティラミスは頼みました。そのティラミスも明らかに日本のものとはサイズが違いましたが。

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左の腕時計はサイズ比較です。サイズ比較と言ったらタバコの箱ですが吸わないので…

とりあえず味は悪くなかったのですが、深夜までやっていて、量もそれほど多くなく、場合によっては料理の写真までついているそんな日本の居酒屋って素晴らしいんだなとは思いました。

ちなみに三日目もパブでした

観光地からの帰りが遅くなったので…

2012年8月 2日 (木)

シンガポールに行ってきました①

前回のブログでも書きましたとおり7月の26~29まで、半ば強引に休みをとってシンガポールに行ってきました。それで、その旅レポなのですが今回はこれまでの書き方とは方法を変えて、日ごとではなく宿・食事・観光の3ジャンルに分けて書いていこうと思います。

と言うワケでまずは宿編から。

初日に泊まったのはマリーナ・ベイ・サンズ、その特徴的な形が非常にインパクトのあるホテルです。

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特徴ありすぎる外観。一体どこどうやればこんなレイアウトを思いつくのやら…ちなみに屋上はプールでつながっています。到着したときは「ホントにここに泊まるのかあ」と思い、チェックアウトしたあとも「ホントにあそこに泊まってたんだよなあ」と思う、そんなある種不思議な時間を提供してくれたお宿でした。

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ホテルの部屋 、めっちゃ広くてキレイでした。さすがに高いだけのことはあります。ただ、そのわりにバスタブがないとか謎仕様でしたが…

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ベランダからの風景、見てのとおり、海が一望できます。

そしてとりあえず荷物を置き、着替えを済ませ、カメラを片手にいざプールへ!

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プールのはしっこで撮影した、シンガポールの夜景。プールにつかりながら撮っています。もっててよかった防水カメラ。

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↑ちなみに昼間の同じ場所はこんな感じ(翌朝撮影)

プールは泳ぐためのものというよりつかるための物という感じでした。水深はどこも同じで120センチくらい、楽に足がつくしカクテルのグラスやビールジョッキを片手に談笑してる人なんかもいます。プールサイドだけでなく、水の上で寝転がることのできるビーチチェアなんてのもありました。

10月には鈴鹿の一つ前にF1があります。そして写真に写っているあたりの道もコースに含まれています。さすがに予選や決勝を見るには迫力不足だと思いますが、金曜のフリー走行なんかをこのプールでたたずみながら、飲み物片手に優雅に観戦とか考えただけでものすごく楽しそうというか、今自分が思いつく、実現可能レベルで最高の贅沢です。ちょっと、水が冷たいかもしれませんが…

ただ、そんな夢のような時間を提供してくれたこのホテルですが、たぶん最大の欠点は

デカすぎ

だと思います。

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ホテル商業区画の(ごく)一部。

劇場があり、カジノがあり、ブランドショップが軒を連ねる商業区画。フードコートに食事をしにいこうと部屋を出て、一階に下り、地下連絡通路を通り、まるで空港みたいな通りをずっと歩く、携帯電話を見たらフードコートにつくまでに1000歩くらい歩いてました。とにかく広くて土地勘ないと疲れます。こんなところに土地勘持てるだけ通う人がいるかは謎ですが。

ちなみに二日目と三日目はカールトンというホテルに泊まりました。お値段はマリーナベイの半額くらい。本当はチェックイン午後三時からなのに、午前十時過ぎに荷物だけ置かせてもらいに行ったらすでに部屋が準備できてて追加料金なしで通してくれたり、とても感じのいいホテルでしたよ(ネタにできるような写真はないですが)

次回は食事について触れたいと思います(いろいろアレでしたが…)

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