おかえり小林可夢偉!
長かった…本当に長かったです
F1グランプリ第18戦アブダビGPにて小林可夢偉選手が10位入賞を果たしました。第10戦のドイツグランプリから8戦、時間にして四カ月弱ぶりの入賞、そしてポイントゲット、これでコンストラクターズ(チーム)の総合順位争いで直接の競争相手であるチームトロ・ロッソに対してチーム全体で1ポイントリード、最終戦を前に少し優位に立ちました。ちなみにこのコンストラクターズランキング争い、勝つか負けるかで委員会からの賞金に200万ユーロの差があります
この数カ月、小林可夢偉はずっと不調でした。本人の走りは決して悪くないのに、さまざまな不可抗力や不運に巻き込まれ、さらに競争相手であるチームフォース・インディアやトロ・ロッソが急激に力をつける中で悪戦苦闘、見ているファンでも出口の見えない不安に駆られていたのですから本人のプレッシャーはいかほどだったかと思います。
でも昨日の可夢偉はスタートで(結果的にあまり意味なかったけど)一気に順位を上げ、レース中も抜群の嗅覚で前を走る相手を抜き去り、そして終盤のペースは上位陣と遜色なし(最後の方は全体で4位くらいのペース)。去年の後半から今年の前半にかけての彼が戻ってきたという感じがしました。だからこそ、タイトルの言葉になっています。
残るは二週間後の最終戦、ブラジルGPのみ。ぜひここでもポイントを獲得し、来季に向けていい形でシーズンを終えてほしいと思っております。
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