青森に行ってきました②
そして今週末は鈴鹿に行きます。目的は日本グランプリ、F1観戦は19年ぶり、六年ぶりくらいにデジカメも新調しました。
というのはさておき青森市内(?)観光編パート1です。
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バスの待ち時間が一時間ほどあったのでその間の時間つぶしと行ってみた青函連絡船「八甲田丸」。中はもちろん博物館ですが、同じ青函連絡船を展示している船の科学館とはだいぶ趣が違いました。船の科学館が東北風景のセットとかあったりわりと華やか(?)なのに比べると少しさびしい感じはありましたけど、実際の連絡船での映像資料や当時使われていた郵便列車が丸ごと船内に入っていたりと「現物」はこっちの方が豊富な感じ。
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船内に展示してある郵便車両。港に通じている線路を使って丸ごと青森~函館を往復してました。保存状態も見た感じ良好で今となってはかなり貴重な車両です
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船の心臓部です。製造は本田技研工業、エンジンの型式はV型12気筒で名前はRA-121Eです(嘘、元ネタF1です)
…と、そんな感じで船内を軽く一巡したらバスの発車時間になったのでバス停へ移動。目的地は日本最大級の縄文時代遺跡、三内丸山遺跡です。青森駅からはバスで20~30分くらい。
この遺跡、あまり予備知識なしで行ったのですが
・入場無料
・写真撮影自由
・(大量に発掘されまくってるから)本物の土器に触れることができる
と大変に気前の良い所でした。平日のせいかお客も少なくエアコンもきいていたのでじっくり見物できましたし。
展示品の一例。土器、石匙、翡翠のアクセサリーです。これらはこれらでもちろん興味深く見させていただいたのですが、個人的にある意味とっても「ツボ」だったのがこれでした
失敗した土器
…えっと、それを展示しちゃいますか?ご丁寧にガラスケースごしに。
もしこれを作った縄文人な人が自分の失敗作が数千年後、特別に展示されていると知ったらたぶんめっちゃイヤがると思います。いっそ殺してくらいに思うかもしれません。きっと
「え?それ飾っちゃうの?やめようよそういうの、なんか罰ゲームだよ。それよりホラ、こっち見てよこっち、これすごい自信作なんだからさあ、これをそんな
「人形と一緒にまとめて展示しないでよ…」
とか思ったりするに違いありません。ていうか、そんな古代人の心の声が思い切り脳内再生されました…一応、創作の真似事やっている人間としては。ちなみにこの話を他の人にしたところ、いいんじゃない別に
名前が書いてあるわけじゃないんだし
という反応もありました。いや、そりゃ名前は書いてませんけどね…
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