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2011年10月

2011年10月 6日 (木)

青森に行ってきました②

そして今週末は鈴鹿に行きます。目的は日本グランプリ、F1観戦は19年ぶり、六年ぶりくらいにデジカメも新調しました。

というのはさておき青森市内(?)観光編パート1です。

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バスの待ち時間が一時間ほどあったのでその間の時間つぶしと行ってみた青函連絡船「八甲田丸」。中はもちろん博物館ですが、同じ青函連絡船を展示している船の科学館とはだいぶ趣が違いました。船の科学館が東北風景のセットとかあったりわりと華やか(?)なのに比べると少しさびしい感じはありましたけど、実際の連絡船での映像資料や当時使われていた郵便列車が丸ごと船内に入っていたりと「現物」はこっちの方が豊富な感じ。

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船内に展示してある郵便車両。港に通じている線路を使って丸ごと青森~函館を往復してました。保存状態も見た感じ良好で今となってはかなり貴重な車両です

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船の心臓部です。製造は本田技研工業、エンジンの型式はV型12気筒で名前はRA-121Eです(嘘、元ネタF1です)

…と、そんな感じで船内を軽く一巡したらバスの発車時間になったのでバス停へ移動。目的地は日本最大級の縄文時代遺跡、三内丸山遺跡です。青森駅からはバスで20~30分くらい。

この遺跡、あまり予備知識なしで行ったのですが

・入場無料
・写真撮影自由
・(大量に発掘されまくってるから)本物の土器に触れることができる

と大変に気前の良い所でした。平日のせいかお客も少なくエアコンもきいていたのでじっくり見物できましたし。

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展示品の一例。土器、石匙、翡翠のアクセサリーです。これらはこれらでもちろん興味深く見させていただいたのですが、個人的にある意味とっても「ツボ」だったのがこれでした

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失敗した土器

…えっと、それを展示しちゃいますか?ご丁寧にガラスケースごしに。

もしこれを作った縄文人な人が自分の失敗作が数千年後、特別に展示されていると知ったらたぶんめっちゃイヤがると思います。いっそ殺してくらいに思うかもしれません。きっと

「え?それ飾っちゃうの?やめようよそういうの、なんか罰ゲームだよ。それよりホラ、こっち見てよこっち、これすごい自信作なんだからさあ、これをそんな

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「人形と一緒にまとめて展示しないでよ…」

とか思ったりするに違いありません。ていうか、そんな古代人の心の声が思い切り脳内再生されました…一応、創作の真似事やっている人間としては。ちなみにこの話を他の人にしたところ、いいんじゃない別に

名前が書いてあるわけじゃないんだし

という反応もありました。いや、そりゃ名前は書いてませんけどね…

2011年10月 4日 (火)

青森に行ってきました①

とは言っても行ったのは八月の半ばなのでもう一カ月以上く経っていますが…

結局旅ネタとモタスポネタでしか更新できないんでしょうかこのブログは

そんなワケで今をさかのぼること約一カ月の九月二日、ちょっぴり遅い、プラスアルファの夏休みを取ることができたのでまた旅に出ようと思い立ちました。
しかし休みを取れると決まったのがその週の月曜、本当は西の方(広島とか)に行きたいけれどそっち方面の宿+新幹線のパックツアーはすでに〆切り、東北の方は震災復興応援ツアーとかで二日前まで申し込み可能だったのでそれならこれまで行ったことのない青森へ行ってみようかと思い立ちました。

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今回の移動は往復とも新型新幹線「はやぶさ」でした。さすが新型、撮っていませんが車内も綺麗。

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そして車体に貼られていた「つなげよう日本」の言葉。未曽有の震災が日本を襲ってから半年以上経ちました。都内はお店の営業もかなり前から通常通りになりましたが、まだまだ日本全体が力を合わせて行かなくてはならないと改めて実感します。

そんなことを思いながら新幹線に乗車、さすがに新型車両だけあって快適です。
ただ天気にはかなり不安がありました。なんせこのとき、台風12号が接近していましたから…(実際東北、広島の他に新撰組と徳川幕府終焉の地、函館という選択肢もあったのですが、飛行機飛ばない可能性を考えてやめてます)

そして乗車三時間半、そぼ降る雨の中新青森の駅に到着したのですが、そこでの第一印象は

暑い

でした。なんかめっちゃ蒸し暑いです。東京にいるのと変わらないどころか天気を見ると東京よりも最高温度高いです。青森出身の知人からは夏休みでも青森は下手すりゃ寒いくらいに涼しいと聞いていたのですが騙されたんじゃないかと素で思いました。本当のところは騙されたとかじゃなく、なんでもこの二日がこの夏一番の暑さだっただけだそうですが…わざわざ自分がくるときにあわせなくても

その後新青森駅で電車待ちのため三十分くらいお土産コーナーで時間を潰し、電車に乗って青森駅へ。お昼時でもあったのでまずは昼食、目的はガイドブックに載っていた、おそらく名前のインパクトはラーメン史上有数であろうと思われる一品

味噌カレー牛乳ラーメン

です。ええ、味噌とカレーと牛乳です。ガイドブックによると青森県人のソウルフード、しかし上記の知人は「食べたことない」というこの一品です(汗)
…まあ自分ももんじゃ焼とか数年に一回か、外国人に東京案内したときくらいしか食べないので他県の人が知っている「地元の名物」なんてそんなもんかもしれません(お好み焼き&もんじゃ焼は具材が馴染みのある具材であることや作る過程の見た目の面白さから外国人には基本的に歓迎されます)

そぼ降る雨と蒸し暑さの中二十分くらい店を探し、入り、そして注文。カウンターごしの奥を見るとたしかに丼に味噌が入ってます。その上に牛乳かけてます。さらにカレー粉をガシガシ振りかけてます。そこに茹でた麺を入れ、炒めたもやしをスープごと入れ…

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味噌カレー牛乳ラーメンが完成しました

色んな意味での期待とか不安とか入り混じった状態でまずはスープを一啜りすると…

あれ?結構普通?

いや、美味しいか不味いかと言われたら確実に美味しいです。それは間違いありません。ボリュームも満点で食事としても十分です(新青森~青森の待ち時間に駅で売っていた東北寿司三貫セットとか食べないでおいてよかったと心底思いました)。ただ、名前から期待していたような「尖がった」感じはなかったなあと。身体が温まりそうな材料なので、豪雪の中で食べるとまた味わいが違うのかもしれませんが。

次回は青森市内の観光地について紹介します

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