鈴鹿に行ってきました②
五月の鈴鹿、当日は複数カテゴリーのレースが開催されていました。その中でも自分のメイン目的は国内最高峰カテゴリの一つ、フォーミュラニッポンの開幕戦です。
フォーミュラニッポン、は元全日本F2や全日本F3000の流れを汲むレース、かつてはこれらのチャンピオンである中嶋悟や鈴木亜久里、片山右京、また活躍した中野信治や高木虎之介などがF1にステップアップしていきました。最近は残念ながらここからF1にステップアップする選手は出ておらず(今F1にいる小林可夢偉もまったくの未経験)国内独自のカテゴリと化していますが、そのレベルの高さは一部で高く評価されています。
そしてそんなフォーミュラニッポンには今年、一つの話題があります。それは中嶋親子の戦い
元F1ドライバーの中嶋悟氏は引退後間もなく自分のチームを持ち、今や国内ではトップチームとして確固たる地位を確率、そのチームのナンバー2ドライバーとして、悟氏の次男、中嶋大祐が加入。
そして08-09年はウィリアムズチームでF1に参戦していたものの去年はF1でシートが得られず(正確に言うと得ていた新規チームの参戦が認められなかった)浪人していた長男、中嶋一貴がこれも名門であるトムスチームのシートを得てフォーミュラニッポンに初参戦、この結果中嶋家の親子対決が見られることになりました。
どちらもフォーミュラニッポンというカテゴリでは「新人」ですが、下位カテゴリーから上がってきた中嶋大祐に対し中嶋一貴はF1で二年の経験があるドライバー、当然予選から格の違いを見せてくれる筈…と思っていたのですが
予選14位(16台中)
「…ちょ、ちょっと待ってよカズキさん…たしかに貴方は二年目のF1シーズンかなりダメでしたよ?でもあれはただ単に歯車が噛み合わず、二年目のジンクスに足を取られただけでポテンシャルはあんなもんじゃないと信じてますよ?それが弟(予選12位)にまで負けるって…」というのが初日の予選を見た時点での自分の偽らざる心境でした。なのでホテルに向かう足もちょっと重かったです
ちなみにその日の晩、宿は四日市に取りました。ただ到着した駅がJRの四日市、ホテルがあったのは近鉄四日市と全く別の駅で、しかもJR四日市の周辺がものすごく閑散としていたので一瞬焦りましたが。遠くに見える明かりを目指し20分ほど歩いて、なんとか宿に着くことができました。
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