今日は何の日?
2010年の2月14日、この日が何の日か、おそらく皆様ご存じかと思います。ええ、今日はもちろん
旧正月です
他に何があるというのでしょうか?長野県は長谷寺のだだおしというイベントについては聞いたことがありますが。
そんなワケで旧正月の横浜中華街はどんなもんだろうかと思い、ちょっと足を伸ばしてみました。
一時期毒ギョーザの風評被害などで客足が遠のいたと言われている中華街ですが、さすがにこの日は混んでいました。
まず最初に中華街信仰の中心地とも言える関帝廟(下写真)に行ってみたのですが、お供え物であるお札とお線香を求める人が30メートルくらいの列を作っていました。
行く前はせっかく来たのだから何か願掛けをしていこうと思っていたのですが、行列を前にあっさり断念
また、午後四時から獅子舞のパレードがあるという情報を得ていたのでそれを見て行こうとも思っていたのですが、完全に道を塞ぐ人の波にジャーンジャーンジャーンという銅鑼の音と旗の先っぽくらいしか見れませんでした
飯屋、露店売りの中華饅とも、どこも列を作っていたしで春節パワー恐るべしです。
そんな中で収穫だったのが、獅子舞待ちの暇つぶしにと予備知識なしで初めて行った山下公園、そこではかつて太平洋を横断していた貨客船、氷川丸が博物館として停泊していました。
1930年、日本がもてる技術の総力を結集して作り上げたという貨客船氷川丸、かつては秩父宮殿下(昭和天皇の弟で今上天皇の叔父)やチャップリンなども乗船されたことがあるそうです。内部博物館の観覧料は200円、値段に反して中身は盛り沢山でかなりお得でした。
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左の二枚が上記の方々が使われた特別室で右の一枚が通常の1等船室、1等船室にはダンスホール、喫煙サロンなどもありました。ちなみに1等の日本-シアトルの片道運賃は500円、日本郵船の月給が70円で1000円あれば家が建つ時代だったようですから300~500万円くらいにはなるかと。
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一番安い三等船室。船底近くにあるため嵐で船が傾くと窓からの景色が海中になるとか。
ちなみにノーベル賞を受賞した小柴昌俊教授も若いころ氷川丸に乗ったことがあるそうです。1等船室のディナーに飽きたころ3等の食事はサンマの塩焼きだと聞いて交換してもらったこともあったと書いてありました。
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デッキから望む横浜の風景。そういえばランドマークタワー(一番高いビル)の広場で昔、セガサターンオンリーのイベントなんかもやったことあったなあと。
去年の開港150周年イベントでは豪快にコケた横浜ですが、街の看板を見るとまだ行っていなくて、かつ面白そうなところは結構あるようです。また時間をとって、ちょっと行ってみたいなと思いました。
…途中から完全に春節関係なくなってますね、この記事…
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