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2010年1月

2010年1月31日 (日)

全巻もってる漫画達①

最近旅行もしておらず海外出張もない、プロ野球も開幕まで時間のある。そんな中、何かブログのネタとなる企画がないかと思って考え付いたのがタイトルの企画です。漫画のレビューなんてブログのネタとしてポピュラーを通り越してありきたりすぎる気がしますが

ここで紹介する漫画はあくまで自分が今、「全巻もっている」ことが条件です。なので全巻持っていたけどブックオフ行きになった漫画は紹介しません(例:北斗の拳、コブラ)。またあまりメジャーなのも紹介しません(例:キン肉マン、魁!男塾、デスノート…って、少年ジャンプ系ばかりですね)

そんなワケで栄えある(?)第一回に紹介したいのがシティハンターやキャッツアイなどで有名な北条司先生の描く「ファミリー・コンポ」です(写真は以前コンビニなどで売っていた廉価版)

Photo_2

ストーリー(序盤のネタばれ含みます):
主人公(一応)の柳葉雅彦(画像右下)は幼くして母を病気で亡くし、父も仕事で家を留守がち、そのため家ではいつも一人で、ホームドラマに出てくる家族というものは彼にとって憧れであり絵空事でしかなかった。
そのためまるで天涯孤独のような気持ちでいた雅彦だったが、一か月前には父親も交通事故で失い本当に天涯孤独の身になってしまう。この春には大学進学が決まっていたが、もはやそういう状況ではない…だがそう思っていた彼の前に一人の女性が訪れた。

彼女の名は若苗紫(ゆかり、画像右上)、亡母が昔、ある事情で絶縁した弟の妻だとのこと。どこからか事情を知り雅彦を引き取りたい、大学にも通わせるという話だった。
しかし話があまりに唐突かつ上手すぎること、何より母が昔弟と縁を切ったということが気になり叔母の申し出にも即答を避けてしまう。

それでも気になりこっそり若苗家を訪問した雅彦だったがそこで彼を待っていたのは美人の従妹、紫苑(画像左下)とおおらかで優しそうな父、空(画像左上)による、彼がずっと夢見ていた、絵に描いたように幸せそうな三人家族、
「君の家族の写真だよ!!私たちはそう願っている。何枚でも君との写真を撮りたいと思ってる!!」
四人で写真を撮ったあと、空の投げかけた言葉に涙ぐむ雅彦、だがこの一家には普通の家庭と大きく異なる点が一点だけあり…というストーリー。

家族の絆、温かさ、そして思春期の青春模様を生き生きと描いた、個人的に北条先生の最高傑作。そして登場人物中のオカマ&オナベ率の高さはおそらく日本の漫画史上五指に入るのではないかと思える作品です。ええ、実際は紫が亡母の弟、空も本名は別で性別も女性です。ヒロインの紫苑も小学校卒業までは少年時代と少女時代があり実際の性別は秘密、その後登場するメインキャラも、八割方そういう色に染まってます。そのため少年誌で掲載できず、青年誌(MANGAオールマン、現在は休刊)での連載となりました。

終盤は作者がコミックバンチの準備に忙しくなったことから駆け足の収束になってしまったのが残念なところ、またアマゾンで調べてみましたが、十年も前に完結した作品なので、ここまで紹介しておいてなんですが新刊の入手は困難な模様です。そろそろコンビニあたりで再販か文庫化でもしてくれないかなあと。北斗や慶次なんて、もう何回刊行したか分からないんだし。

余談:ファミリー・コンポのキャラデザインは一部が北条先生が現在連載中の「エンジェル・ハート」に引き継がれています(具体的には紫苑=香瑩、雅彦=信宏)

2010年1月26日 (火)

プロ野球ゆく人くる人

えっと…かれこれ四カ月ぶりくらいの更新でしょうか(汗)
昨年の秋以降、妙にパソコンで文章を書くのが億劫になり、ホームページも留学時代を除いて開設以降続けている、最低月一回の更新も辛うじて維持しているという感じでした。最近はその、原因不明の病(大げさ)もだいぶ改善はされてはきたのですが。

そんな愚痴はさておき今回のタイトルですが、今年のプロ野球シーズンオフ、自分の最も応援していると言える二人の選手がともに移籍をすることになりました。

一人はシカゴ・カブスの田口壮外野手。このブログでも複数回取り上げているので自分が応援しているとご存じの方も多いかと思います。タイトルの『くる人』は田口選手のこと、先日オリックスへの復帰が正式に発表されました。九年ぶりの日本球界復帰です。
田口選手はこの二年間、フィリーズでは出番がなく干され、カブスではマイナー契約のため最終盤までメジャーに昇格することができませんでした。また途中では怪我にも悩まされてしまいました。

そんな田口選手がカブスを自由契約になり何よりも重視したのが日米の区別なく“自分が必要とされているか”ということだったそうです。そして今年、かつては短い期間ですがチームメートでもあった岡田新監督の率いる古巣オリックスに戻ってきました。
今年で四十歳というベテランですが二年契約ということもありまだまだ頑張っていただきたいですし、これまで見ようという気が全くと言っていいほど起きなかった、横浜とオリックスの交流戦なんかも今年は見に行きたいなと思っています。

そして『ゆく人』は横浜ベイスターズの加藤武治投手、2003年に村田修一内野手らと同期で入団、サイドスローなのに150キロに迫る球速を武器に中継ぎメインで防御率2.77と完全投壊状態にベイスターズにあって抜群の安定感を誇り、以後も中継ぎ投手として順調に成長、2006年には(阪神の藤川投手が途中から抑えに回ったこともあり)最優秀中継ぎ投手にも輝きました。川村、木塚、クルーンと並び『クアトロK』という愛称を球団からつけられたこともあります(横浜ファン以外に定着したとは言い難いですが)
個人的にはそれからもどんどん磨きを増し、同じサイドスローな元ジャイアンツの斎藤雅樹投手のようになることを期待していたのですが、この二年は腰の故障などもあり不完全燃焼、少し前に松家投手、関口外野手とともに日ハムへの三対三のトレードが発表されました。

ファンとしてはこの二年の成績から加藤選手がトレードに出されることは正直覚悟はしていました。またトレードが復活のきっかけとなってくれればという思いもありました。
ただ同時に、やはりベイスターズの一員として復活してくれることを最も願っていました。結局一度も、自分が観戦している試合で登板することはありませんでしたし。
ただ、トレードが決まってしまった以上、加藤選手には新天地でぜひ復活して、日ハムの連覇に貢献し、もう一度タイトルを獲ってほしいですし、同時にベイスターズに来た日本ハムの三選手(稲田内野手・坂元投手・松山投手)にも頑張ってほしい、双方のファンにとっていいトレードだったということになってほしいと願ってやみません。

次回のブログでは、自分が好きな漫画の紹介とか書きたいと思います。それもなるべく早く、掲載するようにしたいなと(汗)

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