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2009年9月

2009年9月23日 (水)

シルバーウィークの過ごし方②

AMショーの翌日、20日の日曜日は高校の文化祭に行ってきました。

行った理由ですが別に同窓会の誘いがあったとかではありません。今年は自分の職場に初めて高卒の子が入ってきて、その子たちを見ているとなんか急に自分の高校時代が懐かしくなり、自分の母校は今どんな感じなのか見てみたくなったからです。加えて高校を卒業してから15年、最後に文化祭に行ってから13年、そろそろ自分が世話になった先生も全員いなくなるんじゃないか、そうなる前にもう一度くらい、という気持ちもありました。

そうして訪れた懐かしの母校ですが、思っていた以上に変わっていませんでした。建屋の一つは内装がいろいろ変わっていたし、トイレもきれいになっていましたが、その他建造物は基本的にそのままでした。また三年も文化祭にクラス出展してるとか、学力テストの成績ランクに出身中学が書かれなくなったとか、出し物用のTシャツ作ってるクラスが増えたとか変わったなと思う部分も色々ありましたが、学校全体に漂うレトロな雰囲気と言うか、とても神宮球場の真向かいにあるとは思えない垢抜けなさは残っていました。自分にとってこれは母校の愛すべき点だったので、ほっとしたと同時に嬉しかったです。

また先生ですが、一年時の担任や体育の先生、学年主任の人は残っていていろいろと話をさせてもらったのですが、二年三年の担任をはじめずいぶん多くの先生が、すでに定年退職されていました(座席表を見ても覚えがある先生は一桁…)。このへんはやむをえないとは言えちょっと残念。

こっちもいい加減いい年なので、模擬店でお茶をしたり、お化け屋敷入ったりということはしませんでした。先生と話をして、学食で昼食済ませて、OBでも何でもないけど講堂で吹奏楽部の発表聴いて、楽しかったけどもう少し華のある高校生活送りたかったなとか思いながら13年ぶりの高校をあとにしました。おかげで最後“面白かったクラスの出し物に一票お願いします”と言われたときには困りましたが…とりあえず高三のとき自分がいたのと同じ番号のクラスに一票入れときました。

翌日からは一泊旅行です

2009年9月21日 (月)

シルバーウィークの過ごし方①

敬老の日が9月15日から9月の第3月曜日に変更されてからはや数年、今年はカレンダーの妙で五連休となりました。
自分は当初は五連休きちんと休めるのか不安がありましたが(初日が微妙だった)とりあえずカレンダー通りの休みが無事に確保できたので、色々と遊びまわっております。

まず五連休の初日ですが、これまで行ったことが無かったからと幕張メッセにアミューズメントマシンショー(通称AMショー)を見に行きました。

Photo  Photo_2

AMショー会場の写真。これで『ほぼ全景』です。メッセ貸切状態になる東京ゲームショーよりずっと小規模です。
自分の高校・大学時代(=90年代中盤)は格闘ゲーム全盛時代でした。カプコンとSNKがスト2や餓狼、KOFなどの新作を競って出して試遊台も数時間待ち、他社も独自の格闘ゲームをあれこれ作りという状況で、賑わいも比べ物にならなかったのでしょうが、昨今のアーケード不況の煽りを受けて規模はかなり小さくなっています。上記のカプコンやSNK、今年は出展さえしていません…空いてて回りやすかったのはいいんですが。

出展企業の中で有名どころはプライズ系を除けばセガやタイトー、ケイブあたりでしょうか。ケイブは良質な弾幕系シューティングを定期的に出してくれるメーカーさん、今出しているデスマイルズの新バージョンは試遊にかなりの列ができていました。デスマイルズについて詳しくはhttp://www.cave.co.jp/gameonline/deathsmiles2/index.html
参照。ゲーセン行くと、とりあえずワンコインは遊んでます。絵柄で最初何事かと思う人もけっこういそうですが、内容は硬派です。

セガはバーチャの大会やっていたり巨大なレバーで遊ぶテトリスなども出展していましたが、一番賑わいを見せていたのはメガドライブ発のSLGシャイニングフォースシリーズの流れを汲むシリーズ最新作にして初の業務用タイトル、シャイニングフォース・クロスでした。
http://shining-force.jp/cross/
ちなみにシャイニングシリーズ、自分はメガドライブのシャイニングフォース、サターンのウィズダムとホーリーアークの三作くらいしかやってません…

セガは他にアメ車の代表格、ハマーをモチーフにしたぶつけ合いのレーシングゲームも出展していました。
http://hummer.sega.jp/
自分は新作が出てると思って遊んでみたのですが、これはあくまで新バージョンで旧バージョンは五月くらいから稼動していたらしいです…ゲーセンで見たことないんですが(気づかなかっただけの可能性もあるものの)

そしてタイトーでファミリー向けに賑わいを見せていたのが巨人の星の星一徹でおなじみの『ちゃぶ台返し』をモチーフにした「超・ちゃぶ台返し!」
http://www.taito.co.jp/arc/noko/chabudai.html
シチュエーションは家庭のちゃぶ台、ホストクラブのシャンパンタワー、結婚披露宴の入刀用ケーキ、そしてオフィスデスクの四種類、自分の日常に近いシチュエーションを選んで目の前のちゃぶ台を引っくり返してストレス発散!というこのゲーム、試遊も幅広い年齢層に対して盛況でしたし内容の分かりやすさも受けて地味に売れそうな気がします。
以前電車シミュレータゲーム「電車でGO!」と言い、タイトーの体感物に対するセンスって特殊なものがあるなあと。

プライズ系のそばでは人間くらいの大きさのエヴァ初号機が展示されていました。エヴァ初号機、下にきちんと値札がついているあたり、さすがに業務用機器の展示会です。

Photo_3

展示されていたエヴァ初号機、お値段125万円也。ちなみに後ろにチラと写っているレイとアスカはそれぞれ43万円でした。ただ、私見を言うとエヴァは出来いいけど女性陣はあまり出来よくなかった…

そして会場の隅では日本語のやたらと上手なアメリカ人の人が大道芸を披露していました。

Photo_4

大道芸人ザッツアメイジングガイさん。HPもありましたが更新は九年前から止まっています。
写真の芸は一輪車の上でナイフ二本とリンゴ一つをお手玉。リンゴは顔の前に来るたびに一瞬で掴んでかじるというもの。動きが無いと状況を説明するのが難しいですが、かなり上手でした。他に一般のお客さんをアシスタントに呼んでみたりと、場を盛り上げるのもかなり一生懸命な人でした(トークはたまに滑らせてましたが)

次週の土曜日にはここで東京ゲームショーがあります。こちらは何度も行っていますが、回を重ねるごとに規模が大きくなり、同時に混雑の度合いも増しています。無事に行けるような状態はあと何年続いてくれることやら…

2009年9月17日 (木)

おめでとう!田口選手

9月16日、アイオワカブスの田口壮選手がカブスとメジャー契約を結び、シカゴカブスに合流しました。マイナーリーグのシーズンが終了して一週間、本人にとっても意外すぎる昇格です(完全に休養モードで全く調整をしていなかったうえに、球団本部からの電話も見慣れない番号だからと数時間居留守を決め込んでいたら代理人事務所から電話がかかってきたとか)

マイナー契約で今シーズンをスタートした田口選手、シーズン序盤は好調を維持していたもののメジャーでは何年も控え主体だったのがマイナーではレギュラーとしてフルイニング出る生活が続いたこと、加えてこれまでは試合後チャーター便で即移動し、あとは移動先でゆっくりできたのがマイナーは飛行機代の安い早朝便を使うため試合終了後ホテルで数時間休んで朝暗いうちに出発するなどスケジュールの激化も祟り足を故障し数ヶ月離脱、そして復帰後自分の契約ではメジャー昇格が絶対にないということが分かり(これに関しては何年アメリカで野球してるんだと突っ込みたくなりましたが)一気にモチベーションを下落させ、重度の打撃不振に陥ったシーズンとなってしまいました。

そんなシーズンを終えて一週間、シカゴでは故障者続出し、アイオワも元から若手の故障者続出だったため急遽メジャーに呼ばれ、本日からシカゴカブズの田口選手誕生となりました。

これまで退場経験がなく、“初めての退場は自分の引退試合で”と言っていた田口選手、マイナー最終戦も退場していなかったところからまだまだ現役を続ける気は満々のようです。シカゴカブスの一員としての二週間、来季につながる何かを周囲に見せられることを願っています。

とりあえず、福留選手が日記にどんな形で登場するのか今から楽しみです

田口選手オフィシャルサイト:
http://www.taguchiso.com/

2009年9月 6日 (日)

たまには映画の話とか

最近旅行記ばかり書いていたので、たまには別の内容を…というワケで今回は今日見た映画「南極料理人」について紹介したいと思います(ここから先の、同作品のネタバレを含みます

1997年、南極の沿岸近い昭和基地から内陸に1000km離れたドームふじ基地、年平均気温マイナス50度、ペンギンやアザラシはおろかウィルスさえ生存できない極限の環境下で八人の隊員とともに一年を過ごした海保派遣の調理担当、西村淳氏が綴ったエッセイ『面白南極料理人』を原作としたこの作品、本が面白かったことと主演が自分の好きな俳優、堺雅人さんだったことから見に行きました(堺さんは大河ドラマ『新選組!』でファンになったのですが、当の大河ドラマ自体は堺さんの演じる山南敬助が死ぬ直前で見るのを止めちゃってます…)

この作品、見る前ずっと疑問だったのは
“どうやってあの本を映画化するのか”
でした。落盤やら猛吹雪の中で補給が途絶えるやらの絶体絶命な危機的状況があるワケでもない(実録物なので、そんなのあったら困ります)、大恋愛もない、サスペンスもない、隊員がどんな仕事をしているのかとか、皆の誕生日や南極の冬至(ミッドウィンターと言って世界中の南極観測隊にとっての祝日)にどんな物を作って宴会したかとか、皆がどんだけ酒を飲んでいたのかとか、そういうのを面白おかしく淡々と綴ったエッセイ、これで映画としての起承転結をどうやってつけるのだろうかと。実際映画を見てみたら、本に載っていたそれらのエピソードを映像化して、ショートストーリーをいくつもつなぎ合わせる作品でした。

料理人が主人公の映画なので、食事の描写はかなり凝っています。普通に美味しそうな豚汁やおにぎり、作るまでの展開から実物を見た隊員の反応までが笑える伊勢海老のフライ、ミッドウィンターに正装して食べるフレンチのフルコース、そして火力不足の中でローストビーフを作るにはどうするか、日本の中華麺では不可欠なかん水が無い状態でラーメンを作るにはどうするかという工夫など、どれもがとても印象的、特にラーメンの描写は終盤の大きな見所の一つで、ラーメン屋の売り上げにも少なからず貢献していると思われます(自分も映画見たあとの昼飯ラーメンにしました)。

全体的に少しの泣きどころと沢山の笑いどころ、そして手に汗握るところは皆無(あえて言うと一箇所半分ギャグですがホラーじみた描写が…)、そして見終わったときにはほのぼのとした気分になる映画でした。DVDとか出たら、たぶん買います。

南極料理人、テアトル系の映画館で絶賛上映中、オススメです。

公式サイト:
http://nankyoku-ryori.com/

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