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2009年8月

2009年8月18日 (火)

沖縄に行ってきました④(ブセナ・海岸編)

またぞろ間が空いてしまいましたが沖縄旅行記最終回、今回は宿泊先について紹介したいと思います。

泊まったのはブセナテラスというリゾートホテル、那覇空港からはリムジンバスで二時間くらいとけっこう遠いです。ホテルまでの運賃は二千円少々、車内では沖縄関連の音楽が(島唄やら民謡やら子供合唱団が歌うシーサーの歌やら)常時流れています。
こういうバスに乗ると、あまり広くない座席とあいまって、長距離バスで広東省のあちこちに出張していた中国駐在時代をちょっと思い出します。さすがに車内は広州で乗ったそれの『大部分』よりかはキレイでしたが。
ちなみに沖縄の運転手さんは基本的にとっても安全運転、高速道路でも法定速度を超えて走っている車はほとんどありません。それはそれで良いのですが、当初の予定から10分遅れ、15分遅れ、20分遅れとなっているのにバスの運転手に全く焦る様子が無かったのはちょっと、と思ってみたり。

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そうして到着したブセナテラスの外観。リゾートホテルなので、ここを起点にあちこち出歩くというのではなく、プールやビーチでのんびり過ごすタイプの場所です。自分が計画立てて行く旅では絶対に泊まらないタイプのホテルとも言えます(一緒に旅をした人なら知っているかと思いますが、自分の旅は日中ほとんどが名所旧跡巡りに費やされます)。

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ホテル岸辺から望む、昼間の海と夕方の海。海に浮かぶフロートは海水浴用の仕切り、クラゲ防止で中まで網が張ってあります。そして一番右は沖縄の夕暮れ。那覇の喧騒から遠く離れている場所だけあって、やっぱり空の全てがとってもキレイでした。
また沖縄の海は、世界中の海でダイビングを楽しんだ西田ひかるさんが“世界で最もきれいな海”とテレビで絶賛しています。

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浜辺の灯台…ではなく海中展望塔。この塔から階段を下っていくことで、水深4メートルの世界を見ることができます。自分自身はシュノーケリングもやりましたが、その後甥っ子二人(7歳&5歳)、そして義兄と一緒にこちらにも行きました。

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展望塔内より。ちょっと波が多かったのであまり水中がクリアではありませんが甥っ子達は喜んでました。
しかしシュノーケルのときも思ったのですが、ここのお魚さん、人間に対して警戒心というものが皆無です。手にお麩持っていたり、展望塔の上から餌を撒いたりすると、池の鯉のような勢いで群がってきます。あそこで釣り糸たらしたら、さぞかし入れ食いなんだろうなと(禁止されてるようですが)

そうやって遊んでいることで、沖縄二泊三日は幕を閉じました。行った人の多くがまた来たいと思う場所沖縄、自分もまた、しばらくしたら再訪してみたいなと思っています(那覇市内とか世界有数の水族館とか、行っていない場所も沢山ありますし)

2009年8月 8日 (土)

沖縄に行ってきました③(首里城・後編)

予定より少し間が空いてしまいましたが、首里城観光の続き、城内編です。首里城に行くのは無論初めてだったのですが、お城を見て回るのはけっこう好きだったりします。

ちなみにこれまで行ったことのあるお城(天守閣)は下記のとおり:
鶴ヶ城(福島)・松本城(長野)・小田原城(神奈川)・名古屋城(愛知)・大阪城(大阪)・姫路城(兵庫)・小倉城(福岡)・熊本城(熊本)
城址公園や江戸城みたいに天守閣の無いものは除外で計八つ、趣味と公言するにはちょっと数が少ない?首里城は九つ目で十箇所目は来週行く彦根城で確定しています。

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首里城の正殿、漆の塗り替えだとかで一部足場を組んで工事中だったのがちょっと残念でしたが。首里城の内部は一部が当時の再現、一部が博物館になっています。

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国王や王子の生活空間だった書院の一角。床は畳敷き。疲れていたし風通しのいい部屋だったので、思わず寝転がりたくさせてくれます(実際にはできませんが)

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琉球国王の玉座。正式名称は御差床(うさすか)と言うらしいです。
左右の柱にある龍の爪は中国王朝の五本に対し四本、館内の説明文では「中国に遠慮して」と書かれていましたが、五本にしたらまず確実に時の中国王朝が軍隊派遣したんだろうなと。
また同説明文には「琉球は中国と冊封体制という外交形態を取っており」とも書いてましたが…こう言っちゃなんですがそれ、普通に属国扱いだと思います。

そしてこれらの空間を抜けると物販コーナーおよび当時の正月儀式を再現したジオラマなんかが置いてありました。

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このジオラマ、最初は何となく眺めて通り過ぎようとしたのですが、別の観光客があることに気がつきました。それは何かと言うと…

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家臣に寝ている人がいます

最初は平伏でもしているのかと思ったのですが、他の家臣の状況はこの人がわりと後列に座っていたことなどから考えると、まず間違いなく居眠りです。今も昔も、トップの長話は眠くなるものだったのでしょうか。また、実際問題こうした家臣の無礼に大して、琉球国王はどこまで寛容だったのでしょうか。いずれにせよ、細かい所で妙に凝ってます首里城スタッフ。

このあと、お城を出て琉球王家の陵墓である玉陵(たまうどぅん)を駆け足で見物、バスとゆいレールで空港に戻り、バスでホテルへと向かいました。ホテルから見た海とかについてはまた次回ということで。

最後にオマケ:

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首里城~玉陵の間に立ち寄ったお店で食べたマンゴークープ。やっぱり南国、マンゴー甘くてジューシーです(広州駐在以来、マンゴーは大好物)

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