台湾出張あれこれ⑤
台湾の出張、帰国日は3月14日の土曜日でした。当日のフライトは午後一時過ぎ、一応午前中、多少の時間はあります。そんなワケで空港に行く前、朝早めに出かけてちょっとだけ観光してきました。
とりあえず、繰り返し強調しておきますが3月14日は土曜日であり休日です
最初に向かったのは台湾の観光名所と言えば真っ先にその名が挙がるであろう故宮博物院でした。
左は博物院の外観で右はそこから見下ろした風景。建物自体の豪華さと『重み』とかは北京にある故宮に遠く及ばないのは仕方ないのかもしれません。
こちらが博物院入り口の様子です。かなり清潔できちんとしていました。解説テープとかも貸し出していたのですが、時間の余裕もあまり無いのでパス。
博物院は九時開館で十時半くらいまでいました。残念ながら内部は写真撮影禁止なので、展示物の写真はありません。オフィシャルのURLを貼り付けますので、興味がある方はご参照をば。
http://www.npm.gov.tw/ja/visiting/exhibit/exhibit_03.htm
しかし古代中国王朝の様々な展示物には息を呑みました。何千年も昔に、ここまで精緻な工芸品や美術品を作る技術があったのかと感嘆するというのもあります。しかしそれよりも、自分が知っている中国古代の英雄豪傑が目にし、手に取っていたであろう物(と同時代の物)が今自分の目の前にあるという、歴史上の人物と同じ時間を共有しているような感覚の方で感慨深いものがありました。ちなみにそういう感覚を一番強く感じたのは大学時代、黄河に行ったときです。
ちなみに中国関係の展示物で個人的に一番好きなのが青銅器、あとは彫刻系、青磁や白磁なんかも好きですが、書画はよく分かりません(汗)二次元よりも三次元です(かなり色々と問題のある言い方)
あとは多宝格という小物入れが面白いなと思いました(写真と説明は下記URL参照)
http://www.npm.gov.tw/exh96/imperial_collection/subject01_ja.html
展示されている多宝格の中で一つくらい、秋葉原で売っているような美少女フィギュアとか入れておいて展示したらとか、くだらないこと想像して。
いや、実際タイムマシンがあったとして、清朝の貴人にそういうフィギュアプレゼントしたら、たぶんすっごい喜んだと思いますよ?
開館と同時に入った博物院、最初の3、40分はじっくり見学できたのですが後半にはすでにかなりの人だかりができていて駆け足の見物になってしまいました。次回はもう少し、じっくり見学したいなと。
最後にオマケ、『トリビアの泉』でもネタにされた、台湾の非常口サインです。一応、日本と同類デザインのもあります。
台湾出張ネタ、とりあえず次回で一区切りの予定です