頑張れ!田口選手!
WBCに日本が優勝し、野球関係の雑誌がこぞって特集や記念号を出し、侍ジャパンの選手達が自チームに再合流した頃、一人の日本人メジャーリーガーがマイナー行きを告げられました。
シカゴ・カブスの田口選手、アメリカにいる日本人選手の中では、自分が一番応援している選手です。
日本ではイチロー選手と同期、ドラフト一位でオリックスに入りました(後の活躍からは信じられませんがイチロー選手はドラフト四位)、その後FAで渡米し、セントルイスで六年、フィラデルフィアで一年を過ごし、シカゴカブスは八年目にして三チーム目の所属球団になります。
日本ではオリックスの外野レギュラーでしたがメジャーでレギュラーを獲るにはいたらず、初年度はAAA(マイナーの一番上)どころか一つ下のAAまで経験しました。
日本人のメジャーリーグ外野手が田口、イチロー、新庄、松井しかいない状況で
「松井、イチロー、新庄らのメジャー日本人外野手」
とスポーツニュースが言っていたことをネットで“田口は『ら』か”とネタにされたりもしました。
そんな田口選手ですが、そこで腐らず帰国せず踏み止まり、2006年にはワールドシリーズの優勝メンバーにも名を連ねました(2008年も名を連ねてますが試合での出番がゼロだったので…)
またスポーツ選手のブログの『走り』とも言えるホームページで日々の雑感やMLBの裏側などを書かれていて、その文章力はそこらの記者が到底及ばないものがあります。おかげで2ちゃんねるとかじゃ“日記が本業、野球は副業”だの“日記職人”だの言われてますが…マイナーでの生活についても早速メジャー球団との差をテンポの良い文章で書かれています。ちなみにURLはこちら。見るとアメリカの生活を心底楽しんでいるのがよく分かります。
http://www.taguchiso.com/
今年で39歳の田口選手、ぜひメジャー契約を勝ち取り、カブスを101年ぶりの優勝へ導いてほしいものです(所属球団が二球団連続で数十年ぶりのワールドシリーズ制覇したので、本人も『幸運のお守り』を自認されています)
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田口選手は頑張ってるほうだと思いますけどね。
ここ最近は、体力の衰えが隠せないところにまで至ってきたのもあるんでしょうけど、まだまだ大丈夫だと思いますよ(代打の切り札とかでもいけるんじゃないかと)。
とはいえ、年齢的な面でいけば、普通はもう勝負の年になりますね。中日の立浪選手が今年で引退するって言ってましたし(今年で39か40になるんじゃなかったかと)。
ちなみに、田口選手の本業は通販で低反発マットレスを売ることです(笑)。
投稿: アレックス | 2009年4月 3日 (金) 02時05分
同時期に同じくマイナー契約結んだ門倉は解雇されちゃいましたしねえ。オープン戦のニューヨーク遠征に帯同させてもらえるあたり、球団から期待はされていると思います>田口選手
本人はオファーが無くなるまで現役でありたいと思っているようですし、力の限りがんばってほしいなと。
>低反発マットレス
一体どれが本当の本業なんだろう…
投稿: 臥龍鳳雛 | 2009年4月 4日 (土) 09時06分